老後の暮らし方や働き方、3割が配偶者の希望と相違があると思うと回答、4人に1人は希望を把握しておらず
定年退職後や老後の生活や仕事について、自身と配偶者との間で希望に相違はないと思うかどうか尋ねる調査が行われたところ、「相違は全くないと思う(5.2%)」、「ほとんど相違はないと思う(37.8%)」と合わせて43.0%が相違はないと思うと回答。
一方で「少し相違があると思う(22.5%)」、「大いに相違があると思う(9.3%)」と、合わせて31.8%の人が配偶者との間で希望に相違があると思うと回答していた。
また「分からない(配偶者の希望を把握していない)」と回答した人も25.2%存在し、夫婦間で老後生活の希望が共有されていない方も多いという実態が明らかに。男女別の傾向を見ると、女性(妻)のほうが「分からない(配偶者の希望を把握していない) 」と回答した割合が若干高いことも分かった。
男女共に老後について話し合っている夫婦ほど、老後の生活の希望に夫婦間の相違がないと回答した割合が多い
夫婦間で老後について話し合っている割合と、夫婦間の老後の暮らし方の希望に相違があると思っているかどうかの関係性を調べるため、それぞれの設問についてクロス集計が行われたところ、夫婦で老後についてしっかりと話し合っていると回答した人ほど、老後の生活の希望に夫婦間で相違がないと思うと回答する割合が高い傾向が明らかになった。