小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

なぜ、ボストンはスタートアップが生まれやすい街なのか?

2019.05.18

どのような種類のスタートアップが多いのか?

FacebookやGoogleのようにIT系のベンチャーが多いのがシリコンバレーの特徴だが、ボストンではヘルス・バイオ系のベンチャーが多いことが特徴だ。

ボストンには武田製薬をはじめとして、大手製薬会社の研究所が数多く存在していることもあり、バイオ・ヘルス系のスタートアップが目立つ。ハーバードやMITなどの大学生が始めたベンチャーも多く存在している。ボストンで設立されたスタートアップ起業をいくつか紹介しよう。

1.Buoy

Photo: https://www.buoyhealth.com/

ハーバード大学の「i-lab」で結成された「Buoy」は、人工知能、機械学習、および独自のデータを活用することで、ユーザーが自分の症状をリアルタイムで正確に分析できるようにする「Buoy」というチェッカーを提供している。

2018年8月には、エンジニアリングおよびマーケティングチームを成長させるため、約670万ドルの資金を投入している。

2.Aavia

Photo: https://www.aavia.io/

MITの卒業生である2人の女性によって2017年に設立された「Aavia」は、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたスマートな避妊ケースを製造している。

ケースをアプリと同期することで、月経の周期に合わせてプッシュ通知を送信し、避妊している女性に対してピルを服用する促すシステムである。

3.connectRN

Photo: https://connectrn.com/?utm_source=BuiltinBoston

「connectRN」は、看護師が余暇時間にシフトを探せるプラットフォームを提供している。これにより、看護師は収入を増やすことができ、病院は人材不足の時に人を探すコストとお金を節約することができる。

2018年5月に、製品のアップグレードと人材派遣会社とのパートナーシップの拡大のために250万ドル以上の資金を調達した。

日本でスタートアップを増やすためには

「日本ではベンチャーが生まれにくい。日本人には起業家精神が不足している。」という声は昔からよく聞く。

実際にボストンの学生や起業家と話してみて私が感じたことは、ボストンの研究者達は日本と比較して、積極的にビジネス界に飛び込んで行っているということ。

前述の通りボストンの教授はアカデミーのプロフェッショナルと同時にビジネスのプロフェッショナルでもある。研究者だからといって研究室に閉じこもっているのではなく、積極的にビジネスマンが集う場所に行き、自分のテクノロジーや製品を企業に売り込んでいっている。

また、日本の研究者は「金儲け=悪」というような考えがあるため、自分たちの研究をマネタイズ化させることに抵抗を持っているようなイメージを受ける。しかし、研究を実社会で活用させることは金儲けではなく、人助けである。

高いテクノロジーを持っている日本の研究者たち。そのテクノロジーを単なる研究で終わらせるのではなく、自分たちの研究がどのように実社会に役立つかを企業にPRし、コラボレーションさせていくことが必要なのかもしれない。

文/小松佐保(Foody Style代表)
一橋大学経済学部卒業。日本&シンガポールのブランドコンサルに勤務した後、食領域に特化したマーケティングコンサルとして独立し、アメリカ・ボストンへ。
会社員時代に生活習慣の乱れが原因で体調を崩したこと、ボストニアンの心身共にヘルシーなライフスタイルに感化されたことで、「食×健康」に関心を抱くように。
現在は、ニューヨークの世界最大の栄養学校Institute for Integrative Nutritionでホリスティックヘルスを学びながら、食生活やライフスタイルを改善するための情報発信やイベント開催などを行っている。

小学館ID登録&@DIMEログインでルンバi3+&Amazonギフト券が当たる

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年9月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「モバイルPCスタンドMAX」! 特集は「通勤自転車ベストバイ」、「Chromebook vs Surface」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。