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圧倒的な小ささに驚愕!ミニマリスト向けウォレット「PRESSo pique」の発想力がスゴい

2019.05.06

2.カード、紙幣、小銭が全部収納できる機能性

冒頭で述べたように私が財布を購入する際に重視するのが「カード、紙幣、小銭」を収納することができるかどうか。もちろん『PRESSo pique』はその条件を満たしている。本体を開くと縦向きのスリットが3つ並んでおり、各スリットに2枚ずつ、計6枚のカード類を収納することができる。

私の場合は必要なカード類に絞った結果、オフィスのセキュリティカード、クレジットカード、キャッシュカード、免許証の4枚を入れて持ち歩いている。

紙幣については本体右端にあるポケットに3つ折りにした状態で収納する。

「こんな小さなポケットでは紙幣が全然入らないのではないか」というのは誰も心配する点だと思うが、このポケットで3つ折りの紙幣6枚程度は問題なく収納できるのでその点は安心だ。ユーザーによっては紙幣を収納せずに、このポケットにもカードを入れている人がいるようだが、『PRESSo pique』をメインの財布にするのであれば、それは難しいのではないかと個人的には思っている。この製品の基本コンセプトに反するが、現時点では完全にキャッシュレス生活を送ることはひどく難しい。電子マネー、クレジットカードが使えない飲食店は東京にも多いし、飲み会等で割り勘する場面では紙幣は必須になる。その点で紙幣の収納スペースが用意したことは、この財布の価値を高める要素になっていると思う。

小銭は真ん中のポケットに収納する。滑り落ちやすい小銭の特徴を踏まえて蓋が付いている点が特徴的だ。この点はデザインするにあたって迷ったポイントだそうだ。確かに蓋を付けることで厚みが増してしまうのはデメリットだからである。しかし、蓋を削ることでかえって使いにくさが増し、この財布を使用することを次第に止めてしまうことだけは嫌だったそうで、悩んだ末に蓋を採用したとのこと。実は私の場合はこのポケット、家の鍵を収納するスペースとして使用している。

「鍵」と「お金」。どちらも必ず持ち出す貴重品として一緒にしておくメリットが大きいアイテムだからである。そうした鍵を収納する関係上、私としては蓋が付いている方が安心感がある。なお、この小銭用のポケットはあくまで一時避難用のもの。残念ながらキャッシュレス時代に完全に移行できていない現代にあって、紙幣で支払いをすれば自ずとお釣りとして小銭を受け取ることがある。こうした小銭を家に持ち帰るまでの一時的な居場所として、このポケットが用意されている。帰宅したら忘れずに小銭を貯金箱にでも入れておこう。なお、この製品で想定されている小銭の収納枚数は6枚であり、それらを重なり合わないように並べて収納する。

『PRESSo pique』を使用する上での注意点

◆紙幣を3つ折りにする慣れが必要

この製品では紙幣を3つ折りにして収納する必要があるが、(単純に2つ折りするのと異なり)3つ折りにする場合は端に合わせて折ることができないので、自分なりの目印を決めて折れるようになる必要がある。また、レジ前で紙幣をお釣りとして受け取った場合、その場で紙幣を3つ折りにすることはまず難しい。折りたたむには平らな場所が欲しいところだし、そもそも両手を使わないと紙幣は折りたためない。その場では受け取った紙幣をポケットや鞄に入れて立ち去り、移動した先で紙幣を折る行動をすることになる。実はこの点は個人的にスマートでないなと不満に思っている点で、ひとりの時はまだしも、誰かと一緒にいるときは紙幣を3つ折りにするところを見られたくないので、結局帰宅してからせっせと紙幣を折りたたむことになる。財布の構造上、どうしようもない点なのであきらめるしかないと思っており、いかにキャッシュを使わない生活を心がけるかに掛かっていると思う。

◆小銭入れだけは別途携帯した方が良いか

『PRESSo pique』の小銭入れは一時避難用だと述べたが、実際に使い始めて感じるのは収納枚数が6枚では一時避難用としてもやはり心もとないということ。相手が自販機の場合には(それこそ空気を読まずに)10円玉を9枚返却してくることもあるので、そのなるとお手上げだ。また、私の場合はそもそも鍵の収納用に使用しているので、小銭を入れる場所がない。鞄の中にでも良いので、受け取った小銭を収納する小銭入れを携帯しておくことを個人的にはお勧めする。

『PRESSo pique』を購入するには?

カラーラインナップはブラック、ネイビー、ダークブラウン、ライトブラウンの4種類で価格は税込10,800円。現在は一般販売されており、「drip」の公式オンラインストア、楽天市場等から購入することが可能だ。人気製品ということもあり2019年に入ってからも品切れの状態が続いているが、継続的に生産していくようなので気になった人は定期的にストアをチェックしてもらいたい。

text/Wataru KOUCHI

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