婚活市場には、仕事ではバリバリ活躍して昇進している、働き盛りの男性が多くいます。しかし、筆者の元に届く婚活女性からの声では、35歳以上の婚活男性にある残念な特徴が見られます。それは、仕事を頑張る反面、プライベートでは「気力」と「計画性」が発揮されないこと。その事例と対策をご紹介します。
まだ付き合ってもいないのに、「休日は一人でゆっくりしたい」
「知り合った38歳の男性とまだ付き合ってもいないのに、近々会いませんか?と言っても『〇日~〇日までは埋まっているから今月は難しい』『一日の休みくらいはゆっくりしたい』と言われました。悲しかったです。」(30歳 女性)
出会いを求めて婚活をしているはずなのに、いざ出会いがあってもデートが億劫になる。そんな男性が一定数いるようです。30代を過ぎてくると、20代の頃と比べて仕事も責任も増えて、益々忙しくなる男性も多いでしょう。そんな中、以前は休日にジムに通って汗を流したり、趣味のスポーツをしたりしていたのに、次第に体を動かすことがダルくなり、休日は出来るだけ寝ていたいと思うようになる。休日の過ごし方が「アクティブに動く」か「休みは寝ていたい」と分かれてくるのが35歳だと、筆者は婚活女性達の叫びを聞いて感じています。
「そろそろ結婚しなきゃ」、と頭で分かっていても、出会いがあったらデートが億劫になるのは、「痩せるために運動しなきゃ」と思いつつ、「また今度にしよう」と先延ばしにする思考と同じではないかと思います。忙しさを言い訳にして、「今すぐ結婚しなくてもいい」(今すぐ痩せなくてもいい)と心の底では思っているのではないでしょうか。
付き合う前は、お互いのことを知っていき、自分に「合う・合わない」を見極めていく大切な時期。その最初の段階で自分の休みを優先させたくなった時は、「今、本当に結婚したいのか?」をもう一度心に問いかけてみて下さい。それでも結婚したい!と思ったら、婚活に対する優先順位を見直して、休日の一日はデートの日と決めて、まずは「気力」を取り戻していただきたいです!
女性側からしても、まだ付き合ってもいないのに「休日はゆっくりしたい」と言われるとゲンナリしてしまいます。また、今後付き合ったとしても、休日はデートできないのだろうか、結婚して子供が出来ても、「休日くらい寝かせろよ」と言われてしまうのではないか・・・と、付き合った後のネガティブな想像まで浮かんできます。20代やアラサー女性は元気があるので、休日はデートに出掛けたい(連れて行って欲しい)と思っています。デート中は女性の方に気力がある・・・なんてことがないように、休日は気持ちを切り替えて女性とのデートを楽しんで欲しいです。
筆者の経験
役職に就き多忙の36歳の男性と交際していた時、デートではいつも待たされました。お昼から会う約束をしていても、9時頃に「今起きたけど、疲れているから二度寝する」と一方的な連絡が来て、結局会うのは15時。毎回彼の家まで行っていました。色んな所に出掛けたかった私としては、疲れていることは理解していても、本音は我慢していました。別れた後に20代だった主人と出会った際、ランチは11時を指定され、一日を有効に使えたことが物凄く新鮮に映りました。