ホノルルから成田への帰国便は昼間のフライトになるので、機内食もゆっくり楽しみたい。帰国便の機内食ではオアフ島のコオリナになる「Four Seasons Resort」のイタリアンレストラン「Noe」とのコラボレーションメニューが楽しむことができる。日本人シェフが監修する、南イタリアとオアフの食文化を融合させたANAオリジナルメニューを美味しいシャンパンやワインなどと共に楽しめる。
ホノルル発成田行きではコオリナになる「Four Seasons Resort」のイタリアンレストラン「Noe」とのコラボレーションメニューを楽しめる。
機内にはバーカウンターが設置されており、好きな時にお酒などドリンクを堪能できる
更に驚かされたのがトイレだ。機内最前方にあるトイレは8席のファーストクラスに2つ用意されているが、驚いたのがその広さだ。通常の機内トイレに比べる3倍近いスペースになっており、着替えをするにも十分なスペースが確保されている。オーガニックコットン100%のリラックスウェアに着替えて機内で過ごすのがいいだろう。
トイレの広さもファーストクラス級。着替えにも使える空間になっている。
これだけ贅沢な空間になると気になるのが運賃だろう。繁忙期のファーストクラスは往復で150万円近くに跳ね上がるが、ファーストクラス用の割引運賃も設定されており、閑散期においては最安値運賃となる往復35万円で販売される。5月14日の調査時点では空港税や燃油サーチャージを含めた実際の支払額で36万8880円となっており、生涯一度は乗ってみたいファーストクラスに乗るのであれば、費用対効果は抜群だろう。最安値で購入できる日は限られるが、往復50万円前後であれば購入できる日も大きく増える。運賃を見ながらスケジュールを組んでみるのもいいだろう。
ファーストクラスの最安値は往復35万円。運賃はホームページで確認できる。
取材・文/鳥海高太朗
航空・旅行アナリスト、帝京大学航空宇宙工学科非常勤講師、ANA「What’s up? ANA」社外編集者