■連載/大山即席斎の“三ツ星”インスタント麺
平成が終わり、令和を迎えるということで、各方面で平成を振り返るという企画が出ている。
当コラムでもせっかくなのでこの機会に平成の即席麺を、平成に登場したいろいろな分野ごとに振り返ってみたいと思う。
1958年に登場した即席麺は昭和と平成を約30年ずつ経験してきた。昭和は袋麺の時代で、現在主流となっている袋麺の大半は昭和に生まれている。袋麺の売上をカップ麺が上回ったのがちょうど平成元年で、平成はカップ麺の時代だったといえる。なので平成の即席麺全体を振り返っているのだが、印象深い商品はほぼカップ麺となった。
受験応戦商品
受験生を応援する商品は毎年新春に発売されている、一時は各社が出していたが今はマルちゃんがメイン。
◆エースコック「飲み干す一杯うカレ!うどん」
◆東洋水産「マルちゃん4商品」
◆エースコック「英数国がわかる!?わかめラーメン」
ヘルシー志向商品
高齢化社会が到来し、即席麺の糖質や脂質を気にするユーザーに対応する商品が定着しつつある。
◆三共「メルビオ和風ラーメンしょうゆ味」
◆エースコック「タニタ食堂監修担担麺」
◆日清食品「サイリウムヌードル」
◆日清食品「キトサンヌードル」
◆明星食品「はじめ屋こってり鶏白湯味」
◆明星食品「RIZAP辛味噌ラーメン」
◆サンヨー食品「サッポロ一番Green Premium醤油ラーメン」