「ガスコンロカバー」というグッズをご存じだろうか? 文字通りガスコンロの上からかけるカバーのことで、無機質なガスコンロのデザインを手軽に変更できる。
このグッズは、キッチンを自分好みのデザインにできる以外にも、さまざまなメリットがある。この記事では、そんなガスコンロカバーが持つ魅力やタイプ、どこで売っているのかなどをご紹介する。
ガスコンロカバーをつけるメリットは?
ガスコンロの上にカバーを被せれば、コンロを使わないときは、そこを作業スペースにできる。また、ふだん料理をあまりしない人は、カバーをしておけば掃除が面倒なガス台にホコリが被るのを防げる。
【参考】頑固な油汚れもピカピカに!ガスコンロをキレイに掃除する方法
ガスコンロのスイッチカバーで子供のイタズラを防止
ガスコンロカバーは、本体の上を覆うものだけでなく、子供のイタズラを防ぐためにスイッチを部分的に覆う製品もある。親が少し目を放した隙に、子供がガスコンロのスイッチを入れて火傷してしまう事故は少なくない。幼い子供がいる家庭では、スイッチカバーをしておくことをおすすめしたい。
【参考】火がつかない!よくあるガスコンロのトラブルの原因と対処法
ガスコンロカバーで猫の安全も守る
ガスコンロ上部を覆うカバーは、猫の安全対策にもなる。猫はまだ熱が冷めていないコンロの上にヒョイと登ってしまい、柔らかい肉球に火傷を負うこともある。火を使ったあとは、必ずカバーをしておくようにすれば事故を回避できるかもしれない。
ガスコンロカバーをタイプ別に紹介
ガスコンロカバーには、コンロの上をすっぽり覆う天板タイプのものや、前述のスイッチカバータイプ、バーナー部分以外のガス台を覆うことで油汚れがつくのを防ぐ穴あきタイプなどもある。
ガスコンロカバー1口タイプ
1口用で天板タイプのガスコンロカバーは、六角形で五徳だけを覆うものもある。
ガスコンロカバー2口タイプ
2口用のガスコンロカバーは、コンロを使うときは立てておけるものが多い。アルミやステンレスなど耐熱素材であれば、壁などに油が飛び散るのを防ぐレンジパネルにもなる。
ガスコンロ2口の奥を斜めに覆う排気口カバー
2口や3口のガスコンロには、魚焼きグリルが付いているタイプもある。グリルの煙を排出する排気口は、調理中飛んだ油がついてしまうと掃除が面倒だ。排気口カバーをしておけば、この掃除の手間が省ける。
ガスコンロカバー3口タイプ
ガスコンロが3口でも2口並んだ奥側にもう1口あるものなら、天板タイプのカバーは2口用のものと変わりなく使える。同様の並び方の穴あきタイプカバーも、さまざまな素材や大きさのものが売られている。3口が横に並んでいるものはあまりないので、1口用を3個使うと良い。