新入社員が職場に配属される季節。正直、恋愛のターゲットとして狙っているビジネスパーソンも多いだろう。でも今は「彼氏いる?」って聞いただけでセクハラ認定される受難の時代。そこで、恋愛結婚学研究所の新上幸二所長に、結婚を念頭に置いて職場でセクハラと言われずに恋愛する方法を聞いた!今回は男性が女性にアプローチする前提で聞いているが、女性は彼氏に置き換えて読んでください。
――気になる女性がいたとして社内恋愛でセクハラと言われない最初のアプローチは、どうしたら良いのでしょうか?
いきなり距離を縮めないことですね。真剣に考えるほど、社内恋愛は慎重にいった方が良いでしょう。いきなり誘うのはセクハラと言われる可能性が極めて高いです。最初のアプローチはグループ3~6人のランチがベスト。今の新入社員は業務後の飲み会を嫌う人も多いですから。
異性との会話があまり得意ではないなら、共通の話題である仕事の話から入るのが良いでしょう。その後、「趣味は何なの?」や「終業後や休日は何をしているの?」と聞くのが良いでしょう。もし、共通する話で盛り上がったら、2~3回グループランチに行った後、「ゆっくりお話しましょうか」と少しずつ距離を縮めるべきですね。
1度誘ってNGだったら、「●●日に行きましょう」などの具体的なレスポンスがない限り、潔く諦めるべき。執拗に誘うとセクハラ認定されてしまいますよ。「忙しいので」「またいつか」などと社交辞令を言われたら脈はないと心得ましょう。
特に役職者など立場が上の人間は、セクハラやパワハラで訴えられるリスクが高くなるので、執拗に誘うのは避けましょう。
――プライベートの連絡先はいつ聞くべきでしょうか?
相手の連絡先をいきなり聞くのはハードルが高いですが、グループランチの際に、「グループLINEしよう」で良いでしょう。
「誘うのは口頭で言っても良いし、LINEで持ち掛けてみましょう。ただし、LINEは文字が残るので、「食事に行きましょうか」くらいならセクハラにならないですが、くれぐれも注意してください。
――最初の2人きりのデートは会社帰りにすべきですか?
まずは休日より会社帰りのほうが難易度は低いです。他の社員に見つかるのが嫌なら会社から数駅離れた場所で。
ただし、もちろん相手に彼氏がいる可能性もあります。でも、二人で食事に行くということは、少なからず自分を男性として意識しており、脈はゼロではない状態です。
彼氏がいたとしても、気長に継続的にコミュニケーションを取りましょう。