ロードバイクのようなそれなりの価格のする自転車は、頑丈なロックが防犯に不可欠。そうしたロックの中でも、最もポピュラーなのがU字ロック。容易にはこじ開けられないのが人気の理由だが、重みがあってかさばるのと、タイヤに直接触れて不衛生という不便さがあった。
そうした自転車用ロックの宿命ともいえる課題を解決したのが、今回紹介する「bisecu(バイセキュ)」という名のロックシステム。
前輪に恒久装着する新発想のロックシステム
「bisecu」は、これまでの自転車用ロックのどれにも似ていない低い円柱形。U字ロックよりも小さい手のひらサイズだが、アピールポイントはそこではない。なぜなら、「bisecu」はいったん自転車に取り付けたら、以後外す必要がないので、大きさを気にかけることはないからだ。
「bisecu」は、最初に自転車の前輪を外しハブ(中心部分)に装着する必要がある。ここがちょっとだけ手間だが、10分程度の作業を1回済ませてしまえば、あとはつけっ放しにしておいてOK。
「bisecu」の取り付け方法を説明したオフィシャル動画