安い価格の互換インクを使用する
上記で「純正品」と明記したのは、それに対して「互換品」というインクがあるためです。では互換品とは、いったいどんなインクなのでしょうか。
実はこの互換品、純正品と比べてかなり安価なインクのことなのですが、それ相応のデメリットもありますので、この項目ではそれら長所短所も含めた互換インクについての紹介をします。
互換インクとは、キヤノンやエプソンといったメーカー製の純正品ではなく、サードパーティ製のインクのことです。
これらはメーカーのブランドが刻印されていない分、かなり安価に購入することができるのですが、物によっては品質が悪く、思った通りの色が出ないケースがあります。また一度でも使用すればメーカー保証の対象外となるので、使用する場合は十分検討してからにしましょう。
※アリオン株式会社では、キヤノン、エプソン、ブラザーなど国内プリンターメーカーの純正インクとサードパーティ製の互換インクの比較検証データを発表しています。
詰め替え式のプリンターインクを使う
インクには純正品、互換品の他に自身で詰め替えるタイプの「詰め替え品」というものがあります。これらはインクタンクのインクが終わったら、自身でインクタンクに詰め替え用のインクを注入するというもので、純正品インクタンクの半額ほどの価格で同量の印刷が可能となります。
しかし互換品と同じく、中には品質が劣悪な商品があったり、保証の対象外となったり、デメリットももちろんあります。
加えてインクの詰め替えはかなりに面倒な作業となるので、作業時間と労力も鑑みて購入を検討してくださいね。
取材/文 高沢タケル
※データは2019年3月末時点での編集部調べ。
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