無料と有料のゴールドカードにはどんな差があるの?
イオンゴールドカードセレクトは年会費無料のゴールドカードで、招待を受けなければ申込みができません。
イオンカードを利用して招待を待つのも良いですが、すぐにゴールドカードを持ちたいという方やゴールドカードのネームバリューを気にする方には向いていないカードとも言えます。
そこですぐにゴールドカードを手にしたいという方に向いているのが、低年会費で発行できる「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」(オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールド)です。
イオンゴールドカードセレクトと異なる点は5つ。
(1)年会費が1,806円(税別)
(2)海外旅行保険が最高2,000万円、国内旅行保険最高1,000万円
(3)ショッピングガードは最大100万円
(4)優待サービスとして宿泊先やレジャースポットがお得になる「Orico Club Off」
(5)空港ラウンジ利用不可
無料のゴールドカードと低年会費のゴールドカードを比較してみると空港ラウンジといったラウンジ、保険内容は無料ゴールドカードに軍配が上がり、クラブオフ利用では低年会費ゴールドカードに軍配が上がります。
オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドは貯めたポイントをTポイント、楽天スーパーポイント、amazonギフト券と交換できるポイントの移行先が幅広いのが特長であり人気の部分です。
差というよりは、会員特典の違いとなるため利用先で選ぶと良いでしょう。
これぞゴールドカード! どこで使っても優越感に浸れる1枚を持ちたいなら
今は「ゴールドカード」といっても年会費無料から年会費1,000台から持てる低年会費ゴールドカードもあり、時代に合わせた展開を行っています。
年会費無料のイオンゴールドカードセレクトはイオンカード利用者のなかから選ばれた方だけが持てるものであり、オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドはネット申込みができるタイプですがゴールドカードの特権ともいえる空港ラウンジ無料利用ができません。
イオンゴールドカードセレクトのように空港ラウンジが使えて、オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドのように申込みができるゴールドカードとなれば、やはり年会費は1万円以上かかるでしょう。
ネームバリューは大切だし、年会費1万円台は許容範囲という方は、誰もが一度は持ってみたいクレジットカードである「アメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめです。
■2015年 オリコン クレジットカード ステータス満足度ランキング
1位 アメリカン・エキスプレス
参照:https://life.oricon.co.jp/rank-credit-card/evaluation-item/status.html
アメリカン・エキスプレス・カードは券面デザインこそグリーンですが、一般的なゴールドカードとステータスは変わりません。
年会費は12,000円(税別)で定収入がある正社員の方であれば申込みができます。
さすがエグゼグティブ向けカードとあって、旅行保険を始めトラベル、エンターテイメントなど多岐にわたり内容が充実しています。
例えばイオンゴールドカードセレクトのショッピングセーフティ保険は年間300万円ですが、アメリカン・エキスプレス・カードは年間500万円まで、海外旅行保険と国内旅行保険はともに利用付帯なものの最高5,000万円で家族まで補償対象、空港ラウンジは同伴者
名まで無料利用、さらに国内外1,200か所以上の空港VIPラウンジが利用できるプライオリティ・パスの年会費が無料、出発や帰国時にスーツケースを1個無料配送してくれるサービスなど、とにかく質にこだわった選りすぐりの会員特典が揃っています。
つまりゴールドカードの年会費の差は利用できる会員特典の差と言えるでしょう。
会員特典がシンプルなゴールドカードなら年会費無料か低年会費を選ぶと良いですが、アメリカン・エキスプレス・カードになると会員特典が豊富になるため、いろんなサービスを利用したいという方に向いています。
文/クレジットカード研究Lab(https://card-lab.com/profile/)
編集責任者 志田愛仁
雑誌編集者を経て、フリーライターとして紙媒体とWEBの両方で活動。その後バリューファースト専属のライター兼編集者となる。現在はインタビュアーも兼任。累計取材件数は1,200件以上。(2019年3月現在)