【1:30経過】
衣のタネにマグロを浸け、パン粉をまぶす。
★POINT
ムラなく全体にまぶしましょう。パン粉付けを丁寧に行うかどうかで仕上がりの美しさが決まります。
【2:30経過】
3、フライパンに油を入れて温め、マグロを揚げる。
★POINT
冒頭でも紹介したように、生でも食べられる刺身用マグロなので、外側だけをカリッと仕上げ、中はレアに仕上げます。ですので、180℃程度の油で表面がキツネ色に色づけばそれで揚げ終わりにしましょう。揚げ油は少量で十分。表裏返して全面焼くように揚げれば綺麗に仕上がります。
できたものをカットし、サラダ菜、とんかつソースを添えて盛り付ければ完成です!
【5:00経過】
いかがでしょうか。サクサクのカツだけど芯はレアなので柔らかい食感も残っており、とても美味しくいただける一品に仕上がりました! 自宅で揚げ物をするとなると手間に感じるかも知れませんが、今回の様に素材の下処理が不必要な物であれば衣付けだけで済むのでパパッとできてしまいます。サラダ油の量も、揚げ物をするといえば大量の油が必要ではないかと思いがちですが決してそうではありませんのでぜひ今回の作り方をご参考に! アツアツの状態でお酒のお供にどうぞ! それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~マグロは止まると死んでしまう?~
『マグロは止まると死んでしまう』という話をよく聞く。でもこれは間違い。正しくは、止まるだけで死んでしまうのではなく、止まることで海中の酸素がエラを通らなくなるので死んでしまうということなのだ。マグロは自らエラブタを動かすことが出来ないので、泳ぐことによって口から海水をエラに通す。なので、泳ぎ続けなければ酸素を体内に取り込めないのだ。休息や睡眠方法については、泳ぐスピードを緩めることで体を休め、左右の脳を交互に眠らせることが出来る能力があるので完全に眠ることはないと言われている。
文/ムッシュ・フジタ