ホイール径が小さいため、漕ぎ出しが軽くストップ&ゴーが得意なミニベロ。その反面、巡航速度を保つのは難しく、長い距離を走るのは得意ではない。しかしEミニベロは、そのデメリットをアシスト力で補うことができる、街乗りに最強の自転車なのだ。
折りたたみ式電動アシスト自転車
【選びの新基準】
(1)折りたたみやすさ
(2)走りを存分に楽しむなら8ギア以上
(3)搭乗者の身長を問わない汎用性
乗った後、折りたたんで自室に保管する。日本の住宅事情を考えれば、折りたたみ自転車は、選択肢の中でもかなり上位にランクインするだろう。しかしその選び方には注意が必要だと山下さんはいう。
「中にはかなり〝たたみにくい〟ものがあり、その結果、たたむのが面倒になり、そのままの状態で保管している人も多いんです。実際、『フツーのミニベロにすればよかった』と後悔したという話はよく聞きます。あとは走りの機能。たたむことによって、フレームの強度がスポイルされているものもあります。しっかり強度が保たれているか、確認が必要ですね」(山下さん)
またミニベロや折りたたみ自転車は家族で共用する場合も多い。クルマで運んで現地の足として子供と親、それぞれが利用することもある。
走りやすさのためにはサドルやハンドル高などの調整が簡単にできるものがありがたい。
たためるのにしっかり走る信頼感
「街乗りを快適に楽しく」を掲げる、ターンが初めて作り上げたe-bike。たためるのに安定感のある走りができる、フレームデザインと剛性が特徴。
ターン『ヴェクトロン S10』29万8000円
ドライブユニット:ボッシュ・アクティブラインプラス フレーム:ハイドロフォームアルミ
充電時間:約2.5時間 航続距離:100km(エコ)〜50km(ターボ) 重量:約20kg
【ドライブユニット】