色々なところからメールが届くため、どうしてもメールボックスが見づらくなってしまう、メールの確認がしにくいという人が多いのではないでしょうか。そんなときには「エイリアス」が便利です。エイリアスとは「別名」、「偽名」などの意味がある言葉で、MacOSではユーザーが作成したショートカットキーのことを差します。
Gmailではひとつのアカウントに対して複数のアドレスをもつ状態を差します。用途ごとにアカウントを用意するよりもお手軽なのでメールボックスを見やすくしたい人におすすめの機能です。
今回はGmailのエイリアスについて紹介します。
Gmailでのエイリアス作成のやり方
Gmailでのエイリアスはひとつのアカウントで複数のメールアドレスを持つ機能です。正確には、「ひとつのメールアドレスを区分けしてそれぞれに役割を持たせる」機能と言えます。Gmailのメールアドレス(例:○○○@gmail.com)の「@」の前に、「+××」を加えて「○○○+×××@gmail.com」のようにして、Gmailのメールアドレスを分割させる機能です。
例としては、登録したネットサービスからの広告には「○○+ad@gmail.com」などに設定して広告などを受け取る専用のアドレスをつくるといった使い方です。設定の仕方は簡単で、「設定」から「アカウントとインポート」に移動して、「他のアドレスを追加」をクリックします。「自分のメールアドレスを追加」という画面に移動するので、アドレスを入力して「エイリアスとして扱います。」にチェックを入れて登録します。
登録後に「設定」を開いて、「アカウントとインポート」に移動して「名前」の部分に先ほど登録したメールアドレスがあれば完了です。仕事用や連絡用など色々な役割ごとにメールアドレスを登録することができます。
Gmailエイリアス「ドット」の注意点
エイリアスでメールアドレスを作成する際に気をつけたいのが「.」です。Gmailでは、「.」の有無だけでは違うメールアドレスではなく、同一のアドレスとして処理されます。
例として、「○○○@gmail.com」と「○○.○@gmail.com」は同じメールアドレスとなります。エイリアスを作成する場合は注意しましょう。