現金書留以外で現金を送る方法
ここまで説明してきたとおり、現金を送るなら現金書留しかない。ここからは、よくやりがちな間違った現金の送り方と、現金書留以外で送る方法などを確認していく。
手紙のついでにお金を同封したら……
手紙にお金を同封して、普通郵便で送ることはできない。それ以外の方法としては、定額小為替を使うことが挙げられる。
まず郵便局の貯金窓口で、定額小為替証書を発行してもらう。送金額に応じて、50円から1000円まで12種類の証書を選ぼう。料金は一律で一枚100円。受け取った相手は、郵便局に身分証を見せれば現金と引き換えられる。
お金を郵送してもばれない方法はある!? 見つかると高くつくことに……
現金書留は、普通郵便に比べると料金が高い。節約のために普通郵便で送ろうと考える人もいるだろう。
しかし、過去には現金を入れたことが見つかって、郵便局に呼び出された事例もある。厳重に注意され、現金書留で送る場合と同額のお金を支払うハメに……。最初から正しい方法で送ったほうが、結果的に安く済む。「現金は現金書留」と心に留めておこう。
振込などが手軽にできるようになった今、なかなか現金書留を使う人も少ないだろう。お金は郵送できないので、どうしても現金を直接送りたいときは、現金書留を正しく利用して、受取人へ送ってほしい。
文/ねこリセット