【2:30経過】
4、フライパンを火にかけて温め、サラダ油、牛肉を加えて8割ほど火が入るまで炒める。
少し赤身が残っているぐらいで、パプリカ、玉ねぎも加えてサッと炒め、料理酒、スイートチリソースも加える。
★POINT
炒め時間、炒める順番は全ての出来上がりから逆算しましょう。肉に火が入るのが1番遅く、その次に野菜なので、肉から炒め始める。チリソースは、序盤から加えると水分が飛んでしまうから後半に入れて絡める、といった具合です。酒はすべての水分調整と旨味の添加。水分を飛ばし過ぎて焦げそうであれば多めに酒を。そうでなければ少なめに入れるなどして調整します。分量はあくまで目安にしましょう。
最後にパクチー、ナンプラーを加えてサッと和えれば完成です!
★POINT
パクチーはサッと火を入れる程度が美味しいです。しつこく炒めるとドロドロになるので注意しましょう。ナンプラーは香りが大事。こちらも炒めすぎると飛んでしまうので最後に加えるだけでOKです。
【5:00経過】
いかがでしょうか。スイートチリソースを炒めもののソースとして使う。シンプルなんだけど、あまり世間では使われていない方法かと思います。でも、これがものすごく簡単で美味しいです! 甘すぎず、辛すぎず、濃度もあって肉との相性もバッチリ。パクチーが入ることで本格的な雰囲気も生まれますので、エスニック風味が好きな方にはたまらない一品だと思いますよ。お酒との相性も最高。ビール、ワインのお共にお勧めです! ぜひ、お試し下さい。それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~まだまだ広がりを見せるパクチー文化~
数年前に大流行したパクチー。いまや誰もが知る食材となり、好物という人も増えた。こうなると、さらなるアレンジ料理といったものが出回ってくる。調べたところ、やはりマニアックなものがたくさん。『パクチージュース』『パクチーかき氷』『パクチーパスタ』『パクチー天ぷら』など。そもそもタイ人はパクチーを大量に食べる文化はないので、こうなったらこれらはもはや日本料理といえるだろう。日本人の食に対する好奇心は世界有数といえるかも知れない。
文/ムッシュ・フジタ