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めくるめるコーヒー体験!「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」完全攻略ガイド

2019.03.11

1階 メインバー&イタリアン ベーカリー

 ロースタリーの中心に建つ4階まで届く約17mの銅のキャスクが目を引く。職人の手作業による桜を散りばめた細工、関わった職人全員が一打ちして質感や模様を作り上げた。内部には焙煎設備が収められている。キャスクの周囲には豆を保管するサイロや焙煎機があり、こちらで焙煎されたオリジナル「東京ロースト」はロースタリーのほか全国約1400店舗のスターバックスで販売される。

〇メインバー

 1階で扱っているビバレッジはすべてノンアルコール。オリジナルの創作メニューも多数あるが、コーヒー好きに試してもらいたいのが「FLIGHTS」と呼ばれる飲み比べメニュー。豆の種類別、抽出の違い別で、コーヒーそれぞれの個性を楽しめる。同じ種類の豆をモッドバー プアオーバー、コーヒープレス、サイフォン、ケメックスからひとつの抽出方法を選び、抽出時間や温度をデジタル制御してコーヒー豆の個性を引き出すマシン「クローバー」と飲み比べする「ブリュー コンパリソン フライト」(1100円~・税抜以下同)を試してみた。

 豆は日によってラインナップが異なるが、ロースタリー限定の「グラビタス ブレンド」で試してみる。ブラックベリーやイチジク、カカオのような風味があり、かすかにオークのような木の香りもある。まずはクローバーで抽出したものを飲んでみた。油分、苦味、香りが凝縮され、焦げのような風味も感じる。次にモッドバー プアオーバーと呼ばれる、温度を自動でコントロールして、ハンドドリップと同じクオリティのコーヒーを淹れることができるマシンで淹れたものを飲んでみた。クローバーよりも透き通った味になり飲みやくなっている。バリスタがコーヒーを淹れながら詳しく説明してくれた。

「モッドバー プルオーバーは紙を通しているので、クローバーに比べると油分が浮いてこないためすっきりとした味わいになる。マシンがコントロールするので、こうしておいしいコーヒーを淹れながらパートナーとお客様が会話も楽しめる。コーヒーは淹れ方、温度でも味が変わる。同じ豆でも特徴が出やすさは異なるのでバリスタに言ってもらえれば、好みに合わせて淹れ方を選ぶことができる」。

「サイフォンで試してみますか?」と聞かれ、熱々コーヒーが大好きなのでお願いしてみた。サイフォンは一番高い温度で淹れる抽出法で、昔ながらの純喫茶でもよく見かける。日本では大正時代に入って来た長い歴史があり、熱いコーヒーが好きな日本人に好まれる淹れ方だ。モッドバー プアオーバーと同様にすっきりとした味でありながら、熱い状態で飲めるサイフォンは個人的に一番おいしいと感じた。

 アメリカではサイフォンは主流ではなくハンドドリップ、コーヒープレスが多いため、温度帯も少し冷め始めた方が好まれる傾向にある。ロースタリー1号店がシアトルでオープンした時に、サイフォンを初めて見たというアメリカ人も多いそうで、それを機に注目を浴びて人気が出たという。下記画像はサイフォンで淹れるスターバックス・カンパニーのケビン・ジョンソンCEO。

「ここはスターバックスのパートナーが職人技を披露するステージだ。マスターロースターは焙煎の様子をお見せし、リザーブバーのパートナーは心を込めてコーヒーをさまざまな方法で完璧に淹れる。プリンチのパートナーはイタリアンベーカリーのトレーニングを受けて提供する。ティバーナバー、ミクソロジーバーは芸術的な美しいビバレッジを提供する」(ジョンソンCEO)

 ロースタリーのシグネチャービバレッジは、バーボンウイスキーの樽で熟成させたコーヒー豆をコールドブリューで抽出した「バレルエイジド コールド ブリュー」(1200円)。ウイスキー独特の風味がありながら、ほのかに甘いコーヒーの味がついてくる不思議な感覚。「メルローズ トウキョウ」(1100円)は、さっぱり味のコールドブリューに甘酸っぱいチェリーと、ほのかに苦味を感じるチェリービターズフレーバーを合わせたフルーティーなビバレッジ。チェリーを食べながら味わうとより個性が堪能できる。デメララシロップが入った甘めの味わい。

 その他、搾ったレモン果汁のフレッシュな酸味とメープルシロップのコクのある甘みが融合したコールドブリューコーヒー「カスカラ レモン サワー」(1200円)、オレンジが香る温かいアメリカーノの上にシナモンが効いたクリーミーフォームをのせた「アメリカーノ コン クレマ」(800円)、「アイス マキアート コン クレマ」(850円)がある。

〇イタリアン ベーカリー 「プリンチ」

 日本での初出店となるイタリアンベーカリー「プリンチ」が提供する手づくりのイタリアンブレッド。「フォッカッチャ ピッツァ モッツァレラ ディ ブッファラ」(980円)、コルネッティ(270円~)など約80種類を展開。コルネッティとエスプレッソといった伝統的なイタリアの朝食メニューも楽しめる。

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