大型グリップ、飛行機追尾AF、超望遠600mm!オリンパス「OM-D E-M1X」で時速300kmで離陸する飛行機に挑む
2019.03.04●ISO400〜ISO25600で高感度の画質をチェック!
それではここから、高感度の画質をご覧にいれよう。ISO10000が結構、使えると思った。それからISO3200もオススメ。フルサイズと比較すると粒状性や階調性が悪化するのは否めないが、画面に不自然な部分が現れないため、用途によっては高感度を使うのもありだ。手ブレ補正と組み合わせれば、さらに暗さに強くなる。
ISO25600。解像度は保たれる。階調性は悪化して平面的な画面になる。ノイズはうまく抑えられている。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F8 ISO25600 焦点距離18mm相当
IOS16000。こちらも平面的な画面になる。ISO25600とあまり変わらないので高感度が必要なら25600まで上げてしまってもいいだろう。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F6.3 ISO16000 焦点距離18mm相当
ISO10000。解像感が上がって、黒の締まりが良くなった。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F5 ISO10000 焦点距離18mm相当
ISO8000。ISO10000との差は少ない。さらに黒の締まりが良くなった程度だ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F4.5 ISO8000 焦点距離18mm相当
ISO6400。解像感が上がってきた。階調性にはまだ不満が残る。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F4 ISO6400 焦点距離18mm相当
ISO3200。階調性が高まり、通常の描写に近付く。機体の白飛びもなくなった。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F4 ISO3200 焦点距離18mm相当
ISO1600。明るさが見た目に近付き、粒状性も良くなった。低感度との差はほとんど感じられない。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F4 ISO1600 焦点距離18mm相当
ISO800。これだけ暗いとISO1600との違いは少ない。明るさはこれが実際に最も近い。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F4 ISO800 焦点距離18mm相当
ISO400。シャッター速度優先のAEを使っているが露出アンダーのようだ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 1/15sec F4 ISO400 焦点距離18mm相当