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大型グリップ、飛行機追尾AF、超望遠600mm!オリンパス「OM-D E-M1X」で時速300kmで離陸する飛行機に挑む

2019.03.04

Photograph

作例撮影はサーキットでおこないたかったが、スケジュールが合わずに羽田空港へGO。600mm相当が手持ちで撮れるだけでもスゴイのだが、さらに日没まで粘って、スローシャッターにも挑戦した。また高感度の画質もチェックした。交換レンズは贅沢にPROレンズを3本+1で18mmから600mmをカバー。

まず、驚いたのが飛行機のコックピットが検出されAFフレームが追尾していくことだ。特に離陸する時にAFが外れないのがいい。まず機体全体を認識して長方形のフレームが現れ、瞳AFのようにそこからコックピットの窓が認識される。『E-M1 Mark II』ではこのように2つの独立したフレームが現れることなく、機体からAFフレームが外れる確率が高かった。『E-M1X』は手前にも飛行機があり、最初に認識した飛行機がその奥を移動してもAFフレームは外れなかった。暗さにも強く、手ブレする暗さでも認識されたので、一脚や三脚と追尾AFなら、さらに暗い条件で撮影できるかもしれない。私は飛行機を撮ったことはほとんどなかったが、スカイツリーを背景に飛び立つ、飛行機をAF-Cと高速連写モードで捉えられた。この機能は使える! 次回はもっとスピードの速いモータースポーツでもぜひ試してみたい。

まず、12-100mmF4の広角側を使った。ズームとは思えない歪みの少なさがいい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 1/125sec F8 ISO200 焦点距離24mm相当

200mmまでズームアップすると機体に描かれた注意書きまで読める。エッジの立った描写が金属の質感をリアルに再現してくれた。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 1/250sec F5.6 ISO200 焦点距離24mm相当

ここからは、AF-Cの自動追尾被写体設定で飛行機を選択して撮影。時刻は午後4時でやや暗くなってきた。焦点距離分の1がブレない限界と言われている。つまり安全圏は1/300secだが、1/160secでもブレずに機体にピタリとピントが合っていた。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1/160sec F8 ISO200 16:13

奥の機体を追っていると手前にも飛行機が現れたが、AFは迷わず奥の機体をロックしたまま追尾した。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1/100sec F6.3 ISO200 16:33

いよいよ暗くなってきた午後4時半頃。肉眼では離陸した機体にピントが合っているかどうか分からないがEVFなので難なく判別できた。シャッター速度は1/100secだ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1/100sec F6.3 ISO200 16:35

背景に対してやや流し撮り気味の1枚。ボーイング787の離陸速度は約300kmらしいので、これはもうF1クラスの速度である。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1/100sec F7.1 ISO200 16:37

着陸した機体であれば、手持ちで1/10secでもブレずに撮影できた。ピントもカメラ任せである。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1/10sec F11 ISO200 16:37

ほぼ午後5時、日没まであと20分と迫った。機体に花が描かれた「東北FLOWER JET」が離陸する。奥と手前にも建造物が重なる難しい条件になった。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1/400sec F4 -0.3 ISO400 16:58

あかね色に染まる空に飛び立つ「東北FLOWER JET」。背景が空だけになると機体の立体感が強調される。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1/800sec F4 -0.3 ISO400 16:58

17時16分になり周囲は闇に包まれ始める。手ブレ補正は効いているが、自動追尾機能が怪しくなってきた。この時刻が追尾できる限界だった。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1/160sec F4.5 -0.3 ISO800 17:16

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