デジタル主流の現代、消しゴムや鉛筆などの出番はどんどん少なくなってきています。たしかにアナログな彼らはデジタルに慣れてしまった人間には使いづらく感じてしまうかもしれません。しかし久しぶりに使ってみると案外悪くなかったりして……? 今回は、そんな少し懐かしくもある消しゴムについてご紹介します。
日常に消しゴム
アナログのメモというのは便利なもので、書いた人の性格やその時の精神状態をまるで鏡のように反映します。手紙などは手書きのほうが温かみがあって良い、などの意見もまだまだ根強いです。そのほか、携帯の充電が切れてしまった時や図などをササッと記録しておきたい時、強い味方になるのが鉛筆と消しゴムではないでしょうか。自分にあった消しゴムが手元にひとつあると重宝すること間違いナシです。
また、学生はもちろん今でも消しゴムを毎日使用しています。受験勉強も大詰めのこの時期、消しゴムを傍らにひたすら勉学に打ち込む姿は受験生のいる家庭ではよくある光景です。消しゴムは消耗品なので、プレゼントに選ぶのも喜ばれるかもしれないですね。
ここを押さえる! 消しゴム選び
こちらでは消しゴムの主な種類や、選び方のポイントを紹介します。
種類
消しゴムにはいくつか種類があり、大きく分けると「プラスチック消しゴム」「ラバー消しゴム」「砂消しゴム」「ねり消しゴム」の4つになります。これらはどれも用途が異なっており、自分の使用シーンに合わせて選んでいきましょう。
プラスチック消しゴム
コレが一番よく見かける消しゴムではないでしょうか。素材は塩化ビニールで、軽い消し心地が特徴です。鉛筆やシャープペンの線を消すのに向いています。使いやすい反面減りが早く、また定規などのプラスチック製品とくっついてしまうことも。
ラバー消しゴム
硬く、丈夫なことが大きな利点のひとつのラバー消しゴム。そのため長持ちなのが特徴。しかし硬いぶん消す際に力が必要なため、消字力が落ちてしまうこともあります。
砂消しゴム
ラバー消しゴムの一種で、紙を削って字を消すタイプの消しゴムです。そのためボールペンなどインクで書いた文字を消すことができるのが魅力。特性上、紙が剥がれたり劣化につながるためなかなか通好みの消しゴムです。
ねり消しゴム
誰しも一度は小学生の頃におもちゃとして筆箱に入れていたり、友達と交換したりして夢中になったことのあるねり消しゴム。柔らかくて形が自由自在、かつ紙を傷めにくいのがポイント。絵を描く時などに重宝される消しゴムです。
消しやすさ
消しゴムの消しゴムたる所以である字を消す能力……こちらはもちろん重視していきたいですよね。これは字を書く人の字の濃さや大きさ、書いているものの素材などで大きく変化します。その中でもやはり、軽いタッチで消せるものがやはり魅力的。紙を傷つけたり破いたりするのも防げます。
サイズ
この消しゴムすごく使いやすい! でも筆箱に入らない……などということになったらもったいないですよね。自分が持ち運びやすい・使いやすいサイズのものを選ぶようにしましょう。他にも広い面積を一気に消せるサイズ、小さな所にフィットする消しゴムなど目的に合わせたモノを選ぶのも重要です。