具材に7割ほど火が入ったら、酒、みりん、しょう油、砂糖を加えて蒸し焼きにします。
★POINT
ここでも弱火のままにしておきましょう。炒めたタレをドレッシング代わりに使いたいので、調味料の水分を飛ばしすぎないように火にかけます。火から下ろすタイミングは、タレに少しトロみがついてきたら。もし煮詰まり過ぎたら酒やみりんを足して調整しましょう。
できたものと水を切った水菜を和えれば完成です!
【5:00経過】
いかがでしょうか。シャキシャキ&ハリハリの口触りがとても楽しい一品になりました。ベースはれんこんきんぴらの味付けですが、フレッシュの水菜と混ぜることでサラダ風になり、あっさりと食べれちゃいます。古風な煮炊き物のれんこんきんぴらが少しお洒落に変化しましたかね!? 根菜と葉野菜なので栄養満点なのは言うまでもなしでしょう。日本酒、焼酎、ビールなど、広く相性いい料理ですので、ぜひ、お酒のアテにお作り下さい! それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~みりんとみりん風調味料の違い~
一般的にスーパーなどで売られているみりんには「みりん」と「みりん風調味料」の2種類がある。みりんとは、「本みりん」とも呼ばれ、餅米、米麹、アルコールを長時間じっくり熟成して作られる物だが、みりん風調味料はそれに似せた物で、糖やうま味調味料、香料などを加えて短時間で作られる。普段自宅で使うにはみりん風調味料で十分だが、もし風味にこだわって料理を作ってみたければ、本みりんを使ってみるのはおもしろいはず。料理の深みが増すと、楽しさも一層増えるだろう。
文/ムッシュ・フジタ