英語学習には欠かせいない、英語辞書。しかし、自分に合った辞書選びは意外と難しい。
まずは、学習するレベルに合わせた単語がしっかりと掲載されていることを最重要視しよう。あとは、自分自身が手に取った時の見やすさ・使いやすさをチェックして、長く使い続けられそうな辞書を選ぶのが良い。
本記事では、中学生・高校生・大学生・社会人、それぞれにおすすめの英語辞書を紹介する。最後には、手軽に利用できる英語辞書アプリも紹介している。自分用としてはもちろん、子供用の英語辞書を購入する際にも参考にしてほしい。
【目次】
中学生におすすめの英語辞書
中学生になると本格的に英語学習が始まり、辞書を引く機会も多くなる。中学生の英語辞書は、「中学生に必要な単語がしっかり収録されている」「文字が大きく、イラストが多い」「持ち運びしやすい」ものを選ぶといいだろう。
エースクラウン英和辞典 第2版
「エースクラウン英和辞典 第2版」は、英語の初級学習に最適な英語辞書。最新の中高教科書をカバーしており、総収録項目は英和51,000、和英23,000ほど。日本で初めて「ヨーロッパ共通参照枠(CEFRレベル)」を表示している。
理解の深まるイラストも満載で会話用例や複合語、派生語も多数収録されているため、本格的に英語を学び始める中学生に最適。
出典 公式サイト|エースクラウン英和辞典 第2版
アクセスアンカー英和辞典 第2版
「アクセスアンカー英和辞典 第2版」は、「もっともやさしい学習英和辞典」と言われる。辞書を引くことに慣れていない中学生でも利用しやすく、コンパクトサイズなので持ち運びにも最適。
カタカナ語を解説する「単語トリビア」や「自分紹介の英語」なども掲載されているので、英語の基礎固めをしっかりしたい中学生におすすめ。
出典 公式サイト|アクセスアンカー英和辞典 第2版
高校生におすすめの英語辞書
高校生になるとさらに使用する英単語の数が増え、難易度も上がる。さらに、大学受験を見越した英語辞書選びも必要だ。ここでは、高校生におすすめの英語辞書を2つ紹介する。
ジーニアス英和辞典 第5版
「ジーニアス英和辞典」は、高校生の多くが利用している英語辞書。8年ぶりの大改訂を行い、語法解説の見直しに加え、カラーイラストページが新設された。収録語句は、およそ105,000語。
前置詞を「概念図」「展開図」で解説しているため、視覚を使いながら用法を理解できるのも良い。「類語比較」で似た意味の単語を併せて覚えるのがおすすめ。
出典 公式サイト|ジーニアス英和辞典 第5版
コアレックス英和辞典 第3版
「コアレックス英和辞典」は、高校入学から大学入試まで使用できる英語辞書。レベルは中級だが、上級並みに詳しい文法・語法の解説が特徴だ。
「PLANET BOARD」では、ネイティブ100人に調査した英語の使用実態を掲載。将来役に立つ知識も身につけることもできる。「WORD QUEST」では、長文読解問題によく出題されるテーマと、そのキーワードが解説されており、テスト対策や大学受験に活かすことも可能。
出典 公式サイト|コアレックス英和辞典 第3版
大学生におすすめの英語辞書
大学生になると、学習する英語の難易度が一気に上がる。また、大学生の場合、第二外国語が必修となっていることも多いため、英語以外の辞書機能がついているものも良いだろう。
デイリー日中英3か国語会話辞典 カジュアル版
「デイリー日中英3か国語会話辞典 カジュアル版」は、その名の通り日本語・中国語・英語をカバーする辞書。会話を中心に学びたい大学生向け。
初心者でも使える、簡単な日常会話例が1,200収録されている。「朝食を食べに行く」など、実際の場面を想定した例が多いので、実戦向きの内容と言える。中国語は、「ピンイン・カナ発音付き」で2色刷になっていて見やすい。
出典 公式サイト|デイリー日中英3か国語会話辞典 カジュアル版
デイリーコンサイス英和辞典 第9版
「デイリーコンサイス英和辞典 第9版」は、基本の単語から専門用語まで幅広くカバーしている英語辞書。時事用語・料理用語・スポーツ用語なども掲載されている。紙面が見やすいのが特徴。
社会人になってから使う可能性のあるビジネス用語も含まれているため、一生使える辞書として重宝するはずだ。
出典 公式サイト|デイリーコンサイス英和辞典 第9版