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手書きとスマホ、メモを取るならどっちが便利?

2019.02.22

「スマホ」でメモするメリット・デメリット

続いては、スマホでメモするメリットとデメリットを見ていこう。AppStoreでメモ帳アプリとして人気の「シンプルメモ帳」を手がける株式会社コモレビの代表 矢島賢一さんに実体験から聞いた。

●スマホメモのメリット

1.すばやくメモを取ることができる

「メモアプリなどはスマホを開いて起動してすぐ入力できるのが1番のメリット。どんなに些細なこともすぐにメモできるので覚え書きにも便利です。手書きはメモ帳や手帳を出して、筆を取るまでに時間がかかり、ちょっとしたことをメモりたいときには向きません」

2.メモした内容を他のアプリやメールなどへ転送できる

「ビジネスでは特に、メモアプリからそのまま入力した内容をメールなどでパソコンや他のサービスに転送できるのもメリットです。手書きは入力の必要があります」

3.検索がすぐできる

「メモして気になったことがあったら、その場で検索してすぐに調べることもできます」

4.誤字などが少ない

「漢字の変換もスマホが行ってくれるので、ミスが少ないのもメリットです」

5.音声入力を使えば、かなりの速度で入力できる

「音声入力は手書きにはないスピードを叶えてくれます」

●スマホメモのデメリット

1.絵や図が不得手

「絵や図を書いたり、強調したりすることが不得手なため、発想を広げたいときに紙に劣るかもしれません」

2.メモの作業が遮られることがある

「メモしている途中で他のアプリから通知が来るなどすると、メモの作業が遮られてしまうことがあります。集中していたり、アイデアが途切れたりすることがあるというデメリットです。もちろん、電話が鳴ればどちらも同じですが、紙の手帳は、そのメモするという作業だけに集中することができます」

スマホメモのメリットは、スピードと正確性、転送などの利便性にありそうだ。一方で、手書きのように絵や図などの自由度が低いデメリットはある。

手書きメモとスマホメモは、どちらがいいということはない。それぞれの良さをシーンに合わせて活用するのが良さそうだ。

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