ガスコンロを取り付けする時に必要な資格について
先に述べたとおり、「ビルトインコンロ」の取り付けには、特定の資格が必要となる。それが「ガス可とう管接続工事監督者」もしくは「ガス機器設置スペシャリスト(GSS)」だ。これらの資格を有していないと、ビルトインコンロのガス機器とガス管を接続する工事をできないので注意したい。
ガスコンロを取り付けたい!ガス会社に頼む場合
ガス会社を通してガスコンロの取り付けをお願いする場合は、前述のとおり見積もりをしてもらう必要がある。これは、パーツ交換の場合も同様だ。なお、引っ越し時にガスコンロの設置を依頼する場合は、ガス開栓時にガスコンロを取り付けてもらうことも可能だ。
ガスコンロの取り付けを東京ガスに頼むケース
ガス会社の最大手である東京ガスも、もちろんガスコンロの取り付けを請け負っている。テーブルコンロもビルトインコンロも、換気設備や設置場所を事前に確認する必要がある。まずはサービス窓口へ連絡して、事前に相談しよう。
ガスコンロを取り付ける際に掛かる費用はいくらぐらい?
取り付け費用の相場は、依頼する業者や設置場所、設備などで違いがある。おおよその目安としては、テーブルコンロなら約3000円、ビルトインコンロなら約2万~3万円ほど掛かると思っておくといい。
東京ガスに頼んだ時のガスコンロ取り付け費用は?
ガスコンロの取り付けを東京ガスに依頼した際の費用は、専門の係員が自宅を訪れて見積もってくれる。設備や設置する場所によって費用が変動するため、「このケースなら、〇〇円掛かる」という予測は立てられない。見積もりをしてもらったうえで、実際に取り付けしてもらうかどうかを決めよう。
引っ越しでガスコンロ取り付けが必要な時の注意点
引っ越しの際の注意点としては、新居と以前の住居で、ガスコンロのホースの種類や形が違ったりするケースだ。「新居はLPガスなのに、持ち込みたいガスコンロは都市ガス用」といった場合など、ガスコンロ自体が新居では使用できない可能性もある。新居のガスのタイプや、自分が持ち込むガスコンロの事前確認をしっかりしておきたい。
ガスコンロの取り付けは、まず大前提として、「テーブルコンロ」か「ビルトインコンロ」かによって方法や料金が大きく異なる。安く済むのはテーブルコンロだが、引っ越し先のガスのタイプによっては、手持ちのガスコンロが使えないケースもある。この記事を参考に、事前にしっかりと調べて、プロの力なども借り、快適なガスライフを送ろう。
文/ねこリセット