育毛に効く薬酒やビール版の薬酒も
いろいろある中で、多くの男性が悩む、髪の悩み(薄毛や白髪)に効くという薬酒が目に留まった。「パフィア」という聞きなれないハーブを使った薬酒だという。元は白い粉で、薬酒にして割ると透明に近い飲み物になる。
飲んでみると、薬酒から連想される「薬っぽさ」はなく、すっきりした味わい。
次に、ノンアルコールのビネガー系のドリンクも試してみる。こちらは、「薬膳酢(Standard)」という名で、酢にクマ笹、カキの葉、クコ、ショウガ、秋ウコン、ケイヒのエキスが入っている。
原材料からはどんな味なのか予想もつかないが、実際のところ不思議な風味ではあるものの、まずいとか一癖があるといったネガティブなものでなく、とても飲みやすい。もちろん炭酸飲料で希釈したせいもあるが、味の調整には細心の注意を払って製品化したというのが大きいだろう。
桑江さんは、健康に良いからといって「良薬は口に苦し、ではいけません」と力説する。それでは継続できず、せっかくの薬効も効き目を表す前に終わってしまう。
「おいしいからと7~8杯飲まれる方もいます。ただ、1杯あたり35mlの薬酒を割りますから、アルコール濃度としてはビール程度。翌日、二日酔いになる心配もありません。ちなみに、『麦膳』という薬酒のビール版もありますし、ワイン版も開発中で間もなく出ます」
ハーブコーヒー、薬酒ビール、ハーブティもあり、メニューはバラエティに富む