3.Blackboard(黒板クロス)
最後は、サンゲツが手掛ける“黒板風”の壁紙だ。本当にチョークで文字や絵が描ける上に、消せるという、活用のしがいがありそうな壁紙になっている。
そのデザイン性、機能性の高さから、2017年度グッドデザイン賞および第11回キッズデザイン賞を受賞している。子どもがいる家庭では、壁への落書きが思う存分できるというレアな家になる。
サンゲツは「コミュニケーションを生み出し、子どもの感性をはぐくみ、空間の印象を自由に変えられる壁紙」としている。
大人だけの住宅でも、自由にチョークで描くことで、壁をデザインすることも可能だ。
描くのに使えるのは、いわゆる一般的な「チョーク」のみ。クレヨンやマーカーペンは使用できない。
この商品も業者に依頼して取り付けてもらうのが一般的だ。
Blackboard/sangetsu
https://www.sangetsu.co.jp/pickup/blackboard/
これらの壁紙で部屋をデザインすれば、オリジナルの部屋空間が簡単に作れる。自分の城を充実させるための一手段として覚えておこう。
【取材協力】
NITTO CERA
http://www.nitto-cera.co.jp/
サンゲツ
https://www.sangetsu.co.jp/
取材・文/石原亜香利