2.3Dの輸入壁紙「WALLQUEST」
続いては、輸入壁紙を取り扱うテシードが販売する「WALLQUEST」というアメリカのブランドの3D壁紙。だまし絵のように、壁紙が立体的に見えるのが特徴だ。輸入壁紙らしく、リアルな絵柄で、部屋全体の雰囲気をワンランク上のものにしてくれる。
例えば、チェアと似たような絵柄のものを、壁紙の前におけば、不思議なコラボレーションが起きる。
柄も多種類あり、カーテンのようなドレープ柄、板目、木目、丸太柄、レンガ柄、タイル柄、鉄プレート柄などのほか、幾何学柄、ネジ、小石、真珠のモチーフなどの素材系の柄など豊富な中から選べるのも嬉しい。
ところで、輸入壁紙は、国産壁紙とはサイズも材質もまったく異なるのだそうだ。テシードの担当者は次のように話す。
「国産壁紙は一般的に幅90cm程度なのに比べ、輸入壁紙は52cm×10m巻、68.6cm×8.2m巻などが主なサイズです。材質は、国産壁紙の大半がビニールであることに比べ、輸入壁紙は、ビニールもありますが、発色や質感等の良さから紙や不織布製が多いです。これは、物作りを重視した文化の違いが根底にあることが理由と考えられます。近年は、施工性の良さからも“フリース壁紙”とも呼ばれる『不織布』の人気が高まってきています」
販売方法も異なる。国産壁紙は一般的に「m(メーター)」単位での販売であるのに対し、輸入壁紙は、1本単位での販売になるという。
また、この3D壁紙のコレクションは紙製のため、一般的に施工がむずかしいといわれていることから、業者に依頼するのが推奨されている。
部屋をカッコよく、自分らしさを追求したい、魅せたいという場合に使えそうだ。
WALLQUEST 3D/TECIDO
http://www.tecido.co.jp/products/list.php?category_id=256