空気清浄機って効果あるのか?
空気中に浮遊する塵埃(じんあい)や花粉、ハウスダストを除去する空気清浄機」。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりを起こし目がショボショボする花粉症対策にも効果的とされる空気清浄機は本当に空気を綺麗にしてくれるのでしょうか?
空気清浄機の効果を感じられない
空気清浄機が空気を清浄しているのか、実感しづらいものがあります。特に、花粉症でない人にとっては、その効果を感じられない人もいるようです。
今回は、空気清浄機がどうやって具体的に空気を清浄しているのか、確認してみましょう。
空気清浄機の花粉を除去する機能は効果ある?
花粉除去モード機能搭載の空気清浄機は花粉対策に効果あり!
花粉除去機能搭載の空気清浄機は、部屋の中の空気を一気に吸い込んで、花粉やハウスダストといった空気をフィルターでろ過してくれますが、この機能を搭載するモデルにとって、フィルターの目の大きさがポイントになります。
花粉のサイズは、直径が約20マイクロメートルなので、これより目の粗いフィルターでは花粉を除去しません。つまり、花粉除去モードを搭載している空気清浄機は、イコール、フィルターの目がとても細かい、ハイスペックな機種、ということとなります。
花粉除去モード機能搭載の空気清浄機で効果を比較
さて、花粉対策に強い空気清浄機を比較検討するにはどうすれば良いのでしょうか。
各メーカーの特色として、以下の要点が選択の鍵となりそうです。
■シャープ:プラズマクラスター機能搭載しニオイ消しに強い
■パナソニック:ナノイー効果がポイント
■ダイキン:風量がパワフルなことが魅力
■バルミューダ:デザイン性の高さが魅力
■日立:オーソドックスなスタイル
●シャープの空気清浄機の「花粉モード」の働き方
一定の時間ごとに強モードになり、それから弱モードになって、部屋の中の花粉がだんだんと落下してきたらまた、強モードになって、花粉を一気に吸い込みます。
●ダイキンの空気清浄機の「花粉モード」の働き方!
5分ごとに、風量が「標準」と「弱」に切り換わり、気流を起こして花粉が床に落ちる前に、ホコリをキャッチしやすく、また稼働します。
空気清浄機は臭い消しに効果ある?
ハイスペックな空気清浄機を購入したら、除臭にも期待したくなります。
●直径110μm以下のガラス繊維のろ紙でできたフィルター素材
●JIS規格で「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を持ち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター」である「HEPAフィルター」を搭載
以上の条件を満たすフィルターを採用する空気清浄機を導入すれば、除臭に効果的です。
空気清浄機は風邪の予防に効果ある?
室内で暖房を着けたまま放置しておくと、どうしても空気が乾燥してしまい、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。空気が乾燥し過ぎると、ウィルスが人間の気管に付着しやすくなるのが原因とされています。
そこで、加湿機能がついていて、さらにインフルエンザやノロウイルスを99%以上抑制してくれる、次亜塩素酸で空気を洗う空間除菌脱臭機が、風邪とインフルエンザ対策には効果的とされます。
Panasonic/F-MV3000/次亜塩素酸で空気を洗う、空間除菌脱臭機。