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妄想Tシャツの作者に月曜が憂鬱にならない方法を聞いてみた

2019.02.04

◆高橋晋平の憂鬱な月曜日を楽しくする研究会

【福澤貴之さん】日本には、休日明けの月曜が嫌いな人が多すぎる……。その現状を改善するため、月曜日を楽しくしたい人のコミュニティ「月曜クラブ(通称:月ク)」が立ち上がりました。この連載では、月曜日の憂鬱を減らし、一週間を楽しく過ごす方法を研究、紹介していきます。

※「月曜クラブ(月ク)」にご興味のある方は、Facebook、Twitterをフォローしてみてください。
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今回は、日々妄想ばかりしていることが仕事の人なら、妄想の力で月曜の憂鬱を軽減してくれるに違いない! と考え、Webで話題となりヒットした商品「妄想マッピングTシャツ」の作者、福澤貴之さん(ekoD Works代表)にお話を伺ってきました。

エコードワークス 福澤貴之さん

妄想Tシャツはいかにして生まれたか?

-これが妄想マッピングTシャツですね。つまりこういうデザインがされていて、妄想を掻き立てるという。どのような経緯でこんなTシャツを作るようになったんですか?

福澤:美大を出て社会人になったのが2007年で、最初はハウスメーカーに勤務しました。2012年に独立して今に至ります。妄想マッピングTシャツは最初にWebでバズった商品ですね。

-これは独立してからどれくらいの時の作品なんですか。

福澤:3か月くらいです。

-え! すごいですね。この商品を作りたいという構想をもとに独立したんですか?

福澤:いえ、全くノープランでした。商品を量産するとか売るとかのノウハウは最初全然なくて。2012年夏に独立して、秋のTOKYO DESIGN WEEKというイベントに、Tシャツとは別の作品を出展していたんです。そうしたら、その時クリエーターを探していたヴィレッジヴァンガードのウェブ担当の人と出会い、話しているうちに「実は他にこんなTシャツも開発中なんですけど」みたいな感じでこれを紹介したら、発売と同時にショップでお取り扱いいただいて、それがさらにいろいろなメディアでバズって、割と広く知られる商品になりました。

-この商品って、ブラジャーの画像はどうやって用意したんですか?

福澤:最初は、購入すれば商用利用できる画像を使いました。作っているうちに、立体感を得るためには錯視を起こすことがとても重要で、細かい影などを描き足す方法に気がついていきました。その後は、画像を自分で作ったものもあります。例えばこの濡れているタイプのものは、デパートなどで服を着せるためのボディトルソーを仕入れて、胸を粘土で盛って巨乳にして、ブラを着けて、シャツを着せて、濡らして、空気の入り方を調整して、撮影して素材を作りました。

-まさに妄想全開の仕事ですね。この、立体感のあるマッピング画像みたいなデザインの商品もすごいですよね。

福澤:実はこれは、錯視画像をデータで作ったのではなく、さっき話した方法と同じく巨乳トルソーに、普通のグリッドが入ったTシャツを着せて、撮影したんです。

-ああ! なるほど、てっきりこの3Dっぽい画像をCGで描いたのかと思っていました。これはすごいアイデアですね。

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