DIME MAGAZINE
空気清浄機は花粉対策に効果あるの？
植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触して、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が現れる「花粉症（かふんしょう。hay fever、pollen allergy、pollen disease、枯草熱（こそうねつ）」。
スギ花粉が抗原になることが多いため、天気予報でも「スギ花粉情報」が初春より頻繁に流されるので、花粉症の人たちはマスクや薬を買い求めるタイヘンなシーズンになります。
そんなあなたに救世主となりえるのが、「空気清浄機」です。
空気清浄機はハウスダストのアレルギー対策に効果ある？
さて、「空気清浄機」とは、そもそもいったい何なのでしょうか。
空気清浄機（air purifier）とは、空気中に浮遊している花粉、塵埃（じんあい。チリとホコリ）、ハウスダスト（室内塵。アレルゲンが混合したもの。動物やヒトのフケ、カビ、ダニ、及び細菌など）を除去してくれる機器のことを指します。
花粉除去機能搭載の空気清浄機は、まわりの空気を吸い込んで、花粉、塵埃（、ハウスダストを、内蔵している「フィルター」でろ過してくれます。
花粉除去機能なしでは花粉やハウスダウトに効果ない？「ナノイー」機能とは？
花粉のサイズは、直径が約20マイクロメートル（1マイクロメートル＝10−6 メートル。0.000001m）といわれていますので、これより目の粗いフィルターしか搭載していない空気清浄機は、当然のことながら花粉を除去してくれないので要注意です。
また、「イオン発生式」、いわゆる「プラズマクラスター」・「ナノイー」と呼ばれる方式の空気清浄機は、読んで字のごとく、イオンを発生させて、そのイオンでニオイを分解して空気を清浄します。フィルター式が粒子のろ過を行うのに対し、イオン式は、ニオイ消しの方が得意なのです。できれば、フィルターで物理的に花粉をフィルタリングしてくれる、花粉除去機能を謳（うた）っている空気清浄機を購入するのをおすすめします。
空気清浄機は風邪対策に効果ある？
空気清浄機は加湿機能で風邪やインフルエンザの予防に効果あり？
冬に室内で暖房を付けていると、どうしても空気が乾燥してしまい、風邪を引きやすくなったり、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。それは、空気が乾燥していると、ウィルスが、人間の気管に付着しやすくなってしまうからなのです。
そんなとき、加湿機能がついてると、インフルエンザ対策に特に効果的です。さらにインフルエンザやノロウイルスを、99％以上抑制することをうたっている、次亜塩素酸（塩素のオキソ酸の一種。HclO）で空気を洗う、空間除菌脱臭機がおすすめです。
Panasonic/F-MV3000/次亜塩素酸で空気を洗う、空間除菌脱臭機。
https://panasonic.jp/ziaino/
花粉除去機能を搭載した空気清浄機はタバコに効果あるの？
せっかく高価な花粉除去機能を搭載している空気清浄機を購入するのであれば、風邪やインフルエンザ、花粉対策だけでなく、部屋でタバコを吸ったときのニオイも一緒に除去してほしいもの。そんなときには、直径110μm以下のガラス繊維のろ紙でできた素材で、JIS規格で『定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97％以上の粒子捕集率を持ち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター』である「HEPAフィルター」を搭載した空気清浄機を導入すれば、タバコのニオイを強力に脱臭してくれるのでおすすめです。
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