仮眠を効率的にとるためのおすすめアイテム
山本さんによると、もし仮眠を効率的に取りたい場合や、横になって眠る際には、おすすめのアイテムがあるという。
●アイマスク
「限られた時間でスムーズに眠りに入り、かつ、眠りすぎないようにコントロールしてくれるようなハイテクグッズも登場しています。例えばアイマスクなどのグッズを利用してみるのも一案です。参考として『仮眠専用スマートアイマスク Naptime ナップタイム』というものもあります」
この「Naptime」というアイマスクは、EEG(脳波計)センサーとAI機械学習技術により、仮眠中の脳波の活動を分析し、仮眠をサポートしてくれるスマートアイマスクだ。脳波から入眠を感知すると、体がリラックスできるように適切な音楽をアプリが自動選択して再生し、徐々に音量ボリュームを落としてくれ、眠りをサポートしてくれる。また脳波の状態が深い睡眠に入る直前になると、目覚ましが鳴る仕組みもある。
●カフェイン類
「コーヒーなどのカフェイン類は、仮眠後に眠気を軽減し、集中力を高めてくれます。カフェインは摂取してから15~30分でその効果が現れますので、仮眠の直前に飲んでおけば、起床時にちょうどカフェインが効き始め、目覚めもよくなります」
●精油
「香りも有効活用できます。ローズマリーの精油は、脳に刺激を与え、眠気を覚ますとともに、脳の活性化により集中力や記憶力を高めてくれるので、仮眠後に仕事をスムーズに再開するのにピッタリです。デスクやポケットに精油を忍ばせておき、昼寝後に数秒チャージというのもスマートな仮眠かもしれません」
いかがだっただろうか。デスクや会社内で仮眠を取る際には、ぜひ工夫をしてより効率よく、快適に行ってみてはいかがだろうか。
【取材協力】
山本恵一さん
株式会社インプリエイト/快眠ショップ「sono bom(ソーノボン)」代表。快眠アドバイザー。著書「睡眠満足度があなたの年収を変える!「眠りの技法」(サンクチュアリ出版)」
http://sonobom.com/
【画像提供】
●「OSTRICH PILLOW」
UNIVERSAL CROSS TRADING
http://universalcrosstrading.com/
●「Naptime」
ウェザリー・ジャパン
http://weatherly.jp/
取材・文/石原亜香利