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消費増税の負担を回避する4つの方法

2019.01.25

2019年10月に、消費税が10%に上がる。この数年で大きな買い物の予定がある人は購入時期をいま一度検討したい。増税前に急ぎ購入すべきか否か、専門家がズバッとジャッジ!

増税

消費税10%になる前にいつ、何を買うべきか

「消費税10%」の増税まで1年を切った。2019年10月1日より、消費税は8%から10%に上がる。景気回復の実感がない中での2%アップは家計にとって痛手だ。ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんが、総務省「家計調査」(2017年)のデータをもとに消費増税による負担額を試算した。

「一般的な家庭で月5000円程度。年間約6万円もの負担増になります」(花輪さん。以下同)

 出費を考えると、購入を検討中のモノやコトは増税前に入手し、負担を抑えたいところ。筆頭は住宅やクルマなど高額な品だろう。

「住宅の場合、消費税は建物のみにかかり、土地は非課税になります。建物価格を2000万円としたら、8%で160万円の消費税額が、10%になると200万円に。負担は40万円増える計算です」

 ただし、大きな買い物なら何でも急げというわけではない。

「住宅もクルマも、中古は個人が売り主であれば消費税はかかりません。つまり、増税前に購入を急ぐ必要はないのです。家電や旅行も商品により判断が二分されます」

 購入を検討する際、政府が増税後に行なう、消費減退を防ぐための経済対策も頭に入れておきたい。

「例えば、住宅購入者には減税や補助金など優遇措置を設けています。クルマ購入者も同様の方針です。対象となる人は増税後の負担額と、優遇措置を天秤にかけて購入時期を判断すれば良いでしょう」

 増税前の購入では、時期にも注意を払わなければならない。

「すべての買い物共通で〝引き渡し〟がいつなのかが重要です。増税前に契約しても、引き渡しが増税後だと10%の税率適用となります。これをふまえて購入時期を考えるようにしてください」

 食品は軽減税率の対象で8%に据え置かれるが、外食は10%が適用され、その線引きが曖昧なケースもある。コンビニのイートインは? 社員食堂は? など財務省はグレーゾーンの解消を進めている。

 一番の課題となる大きなモノやコト。増税前に急ぎ購入すべきか、その必要なしか、さてどっち!?

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