スポーツ性能を重視するなら『XF』居住性能を重視するなら『V60』
ジャガー『XF スポーツブレーク』
[運転性能]8速AT+2Lガソリンターボはスタート時の低回転トルクがやや不足気味。同じ2Lディーゼルターボのほうが軽快。 17点
[居住性]全高は1.5m近くある前席の居住空間はやや圧迫感がある。着座を少し高めにしてもドア上縁に頭がぶつかる。 17点
[装備の充実度]スマホと連動するコネクティビティー機能のほかにドライバー支援システムを全グレードに標準装備。走行機能も充実。 18点
[デザイン]ステーションワゴンでもクーペ的な要素を採り入れたデザインがジャガー的。インテリアも細かく色や素材を選べる。 19点
[爽快感]撮影車のガソリンターボはやや重め。ディーゼルのほうが軽快感はある。セダンに設定されている3Lならかなり軽快か。 17点
[評価点数]88点
ボルボ『V60』
[運転性能]エンジン性能は『XF』とほぼ同じだが車重は110kgも軽いので、スポーティーで軽快。加速は0→100km/hを7秒台で走る。 18点
[居住性]前席のAピラーの傾斜がキツく、やや圧迫感あり。『XF』よりホイールベースは90mm短いが後席の広さに不満なし。 17点
[装備の充実度]安全装備は16種類以上を標準化。さらに対向車との衝突回避機能も搭載。インフォテインメントシステムも備える。 18点
[デザイン]先代より全幅、全高を抑え、ボルボらしい実用性を重視したデザインを採用。ボルボ車のクリーンなイメージを体現。 19点
[爽快感]走行中は走行モードの切り替えはできるがパドルシフトはない。加速を含めた楽しさで選ぶならPHEV車が正解か。 18点
[評価点数]90点
文/石川真禧照