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人気復活の兆しあり!ジャガー「XFスポーツブレーク」VS ボルボ「V60」プレミアムなステーションワゴン対決

2019.01.20

ジャガー『XFスポーツブレーク』VS ボルボ『V60』

20年ほど前、日本のクルマ市場で一世を風靡したステーションワゴン。最近ではSUVの人気に押され、めっきり目にする機会も減ってしまったが、海外メーカーは現在でも高品質なモデルを造り続けている。今回はそれを象徴する2台を比較試乗した。

 SUVやミニバンの人気の陰に隠れがちだが、ステーションワゴンの人気も根強い。特に輸入車のワゴンは、次々と日本市場に新型車が登場している。日本国内でのステーションワゴン人気は90年代にスバル『レガシィツーリングワゴン』が大ヒットしたあたりから一気に人気に火がついた。

 以来、国内各社はこぞってワゴン車を発売。90年代半ばには国産ワゴンだけで25車種以上も存在していたのだ。しかし、全高の高いハイトワゴンやSUVに人気が移っていくと、国産メーカーはそちらにシフト。現在は数車種だけとなってしまった。

 一方、輸入車はセダンベースのステーションワゴンが、シリーズの必須ラインアップとして次々と開発されている。海外でも最近はSUVが人気だが、クルマ文化をつなぐという意味もあり、ワゴンの生産を継続している。

ユーザーのニーズとライフスタイルを意識したワゴン

 今回紹介する2台はジャガーとボルボのアッパーミドルクラスワゴン。ジャガーは『XF』をベースにルーフを伸ばしてリアの空間を広くした。ボルボは日本では未発表の『S60』と同じコンポーネンツを用いたワゴン『V60』が、ひと足先に日本でデビュー。日本国内での根強い需要を考慮しての販売戦略だといえる。ボルボのステーションワゴン造りの歴史は60年代に遡る。安全性能を追求してきた同社は、世界一安全なファミリーカーとして北米で成功を収めた。実用性を重視しつつ、ステーションワゴンとしての美しさを両立させたデザインは、いつの時代にも踏襲されている。2018年9月にフルモデルチェンジして登場した現行モデルも歴代のボルボ車同様に美しいデザインで人気を集めている。一方、ジャガー『XF』のワゴンは『スポーツブレーク』という車名だが、欧州では一般的にワゴン車をスポーツブレークとか、シューティングブレークと呼ぶ。貴族が狩猟に行く時の足として使うクルマという意味が込められているが、獲物を積んで帰る目的のため全高も乗用車並みで十分なのだ。

 どちらのワゴンにも共通していえるのは、パワーユニットと駆動方式のバリエーションが豊富な点だ。ユーザーのライフスタイルを重視したクルマ造りは、国内メーカーも見習うべきところが多い。

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