iPhoneの「フォルダ」の作り方
今や、スマートフォンの代名詞といっても過言ではない、アップルの「iPhone」。電話ができるだけでなく、ネットサーフィンや音楽、動画視聴など、まさにモバイルなコンピューターです。
本体の容量が許す範囲で、好きなだけ、様々な機能を堪能できるアプリケーションも大量にインストールが可能です。
とはいえ、後先考えずに、手あたり次第にアプリケーションをインストールしてしまいますと、ホーム画面がアプリケーションのアイコンだらけになり、収拾がつかなくなってしまうのは必至です。かと言って、手元に残しておきたいアプリケーションを、泣く泣くアンインストールするのも、残念。
デジタルガジェット全盛のこの時代、これまでインストールしたアプリケーションをアンインストールせずに、ホーム画面をスッキリさせたい方法はないものでしょうか。……実はあります。
ホーム画面を分かりやすく整理するには、「フォルダ」機能を使って整理すれば良いのです!
ホーム画面のアプリのアイコンを「フォルダ」に入れるには?
任意のアプリのアイコンをひとつのフォルダとしてまとめるには、別のアプリのアイコン上にドラッグすれば、新規にフォルダが作成可能です。単にアプリのアイコンを整理したいだけならば、画面上でアプリのアイコンを指で押し続けると、アイコンの表示が波打ち始めますので、そこで画面の下部にある Dock や隣のページ宛など、別の場所に向かって、アイコンをドラッグして順番を入れ替えるだけでオッケーです。(Phone X 以降は「完了」をタップして保存、iPhone 8 以前では、ホームボタンをタップして終了をします。)
iPhoneをパソコンに接続しても、写真・動画ファイルの保存フォルダが表示されない場合
iPhoneは、ライトニングケーブルでパソコンへ接続しますと、特にiTunesをインストールしていなくても、エクスプローラ画面にて、iPhoneで撮影した写真や動画が保存されている「DCIM」フォルダが表示されますので、その中の任意のデータをお手軽カンタンにパソコンに保存が可能です。いちいちメールの添付ファイルやオンラインストレージ経由でデータの受け渡しをしなくて済むのでとてもベンリです。
……とはいえ、なぜかiPhone自体はPCに接続されているというのに、「DCIM」フォルダが全く表示されないケースがあります。
その場合、以下を試してみてください。
●iPhoneのロックを解除してからPCに接続します。
●PCに接続したときに、iPhoneの画面に、「このコンピューターを信頼しますか?」と表示されたら、「信頼」をタップします。
また、iPhoneのOSのバージョンや機種によっては、写真の保存フォーマットが、「HEIF/HEVC」という書式になっている場合があります。とても高性能で有能なフォーマットなのですが、まだ主流の画像フォーマットという訳ではありませんので、当面、PCに頻繁に保存するのであれば、カメラで撮影した画像は、JPEGという書式で保存されるよう、あらかじめiPhoneの設定を変更しておくといいでしょう。
設定→カメラ→フォーマット→互換性優先にチェックをいれておきます。