iPhone SEでSuicaを使いたいならApple Watchを併用
「iPhone SEのサイズが好き」という方でも「Suicaも使えたら便利だな」と感じる方も少なくないだろう。「iPhone SEは譲れない」という場合には、Suicaに対応しているApple Watchを併用する方法がおすすめだ。
「Apple Watch Series 2」「Apple Watch Series 3」であれば、店舗での支払い・Suicaの登録が可能。iPhone SEを使いながら、決済はApple Watchを使うなど、用途を分けて使用すれば、不便さを感じることも少なくなるだろう。
もちろん、Apple Watchを購入する費用を考えると、Apple Pay(FeliCa)に対応しているiPhoneに機種変更する方が安く済むケースもある。充電を要するデバイスが増えることにもなるため、自分のライフスタイルを考慮した上で、最適な方を選ぼう。
海外版iPhone SEなら店舗でもApple Payが使える?
実は、日本版iPhoneと海外版iPhoneとでは仕様が異なることがある。例えば、日本版のiPhone SEではカメラのシャッター音を消すことができないが、海外版だとそれができる。
海外版iPhone SEの場合、現地の言語に設定し、現地のカードを登録することでApple Payを利用できるケースもあるようだ。しかしながら、筆者自身その方法を試したわけではないため、真偽のほどはわからない。
店舗決済に対応している機種であれば、海外でもApple Payは利用可能だ。(条件あり)しかし、現時点で情報の少ない「iPhone SEのApple Pay海外利用」に過度な期待をしない方が無難である。
Apple Payはまだまだ始まったばかりの新しいサービスだ。これから利用シーンが拡大し、サービスが向上されることを期待しよう。
取材・文/久我裕紀