イヤホンをキレイにまとめてカバンの中に入れたのに、いざ取り出したら複雑に絡まっていた…なんて経験はないだろうか? この記事では、イヤホンの断線しやすいポイントなどを踏まえつつ、傷みにくい結び方や、おしゃれな三つ編み結びなどを紹介する。
イヤホンを絡まないように結びたい!グッズを使った簡単な結び方
イヤホンは、ただ巻いただけでは、簡単に絡まってしまう。でも、キツく結ぶと、今度は断線が心配になってくる。
そんなときに便利なのが、100均などでも変えるマジックテープだ。これを結束バンドのようにイヤホンに取り付け、コードがバラバラにならないように、ぐるぐる巻いて止めてしまおう。
ほかにも、イヤホンを収納できるポケットリールなどの便利グッズもある。イヤホンが絡まないように片付けたい人は、この手の便利グッズを使ってみよう。
道具いらず!イヤホンが絡まない巻き方はある?
グッズを使わずに、いつでもどこでも手軽にイヤホンを巻きたい人は、「イヤホンが絡まない結び方」をおすすめしたい。ただし、巻き方や結び方によっては断線の恐れもあるので、自己責任で試してほしい。
イヤホンは結び方によっては断線するので要注意
結び方や巻き方を紹介するまえに、イヤホンの断線が起こる仕組みを説明しよう。
イヤホンはケーブルが細いうえに、頻繁に取り外すため、そもそも断線が起こりやすい。その中でも、とくに断線のリスクが高い箇所が、プラグ付近の根本と、ケーブルが左右にわかれる境目部分だ。
ケーブルの中には、皿の細いケーブルが3本入っているので、力を加えるとすぐに切れてしまう。これを防ぐには、イヤホンをていねいにあつかうことはもちろん、痛まない結び方をする必要がある。
なお、スマホ本体に巻き付ける方法は、残念ながら負荷がかかりやすい。断線するのが嫌なら、避けたほうがいいだろう。
イヤホンが痛まない絡まない便利な結び方ってあるの?
イヤホンが絡まず、かつ傷めずに結ぶ方法の1つに「8の字結び」がある。これは指でキツネを作り、耳の部分に巻いていくというものだ。
1.中指と人差し指のあいだに、イヤホンの先端を乗せる。乗せるのは手のひら側。
2.指でキツネを作る。小指と人差し指を立てて、親指・中指・薬指でイヤホンの先端を握るような形にする。
3.小指と人差し指に、8の字になるようにケーブルを巻く。
4.指を抜き、8の字の真中部分を残ったケーブルで束ねていく。
5.プラグ部分を、8の字の輪っかの中に入れる。
複雑そうに見えるが、実際にやってみると、それほど難しくない。ほどくときも輪っかからプラグを抜き、プラグ部分とイヤフォン部分を引っ張るとスルスルとほどける。
包帯巻きはもっと簡単!iPhoneの純正イヤホンの結び方
iPhone購入時に付いてくる純正イヤホンは、すぐにぐちゃぐちゃになって絡みやすい。それを解決する簡単な結び方が「包帯巻き」だ。
1.親指を上にして、指をそろえて真っすぐ伸ばす。
2.イヤホン部分を手のひらの下側にひっかかるようにして、ぐるぐると手のひらに巻き付けていく。このとき、キツく巻くと、断線などの恐れがあるので注意。
3.ある程度、巻き付けたら手を抜く。輪っかになった中心部分に余ったコードを巻き付けていく。
4.5cmほど残したプラグ部分を、イヤホンがあるのとは違うほうの輪っかに通せば完成。
「8の字巻き」は指が釣る、上手くできないという人は、こちらの結び方もおすすめだ。
なお、iPhoneの場合、EarPodsには純正ケースがついてくる。これにきちんと収納しておけば絡むことも断線する心配もなくなる。頻繁に使わないときは収納しておこう。