今年の年末年始はアクティブに外で楽しんでみてはいかがだろうか。旅行サービス「じゃらん」が実施した調査結果によると、この冬、挑戦したいアクティビティのうち、冬グランピング・キャンプが注目されている。
そんな冬のグランピングやキャンプを楽しむポイントであるスポット選びや楽しみ方の工夫を紹介する。
この冬注目のアクティビティは「冬グランピング・キャンプ」
2018年10月に実施された『じゃらん』による年末年始の旅行に関するアンケート調査のうち、「この冬挑戦したいアクティビティランキング」では、次の結果となった。年末年始休みの計画がまだ決まっていないようなら、これらのアクティビティを参考にしたい。
1位 冬灯りイベント参加 (雪まつり・キャンドルナイト・冬花火)
2位 かまくら体験
3位 わかさぎ釣り
4位 雪遊び (ソリ・雪だるま・雪合戦・ かまくら作り)
5位 冬グランピング
6位 冬キャンプ
7位 アイススケート
8位 犬ぞり
9位 カーリング体験
10位 エアーボード(うつ伏せになって雪上を滑走するゴム製 ボード)
このうち、『じゃらん』総括編集長の大橋菜央さんは5位と6位にランクインしている冬グランピングとキャンプに注目しているという。
「グランピングやキャンプといえば夏のイメージのほうが強いですが、オープン時期の拡大や防寒グッズの進化などを背景に、冬のアクティビティとしても注目が高まっています。まだ体験者は少ないようですが、『虫が出る心配が少ない』『空気が澄んでいて景色や星がきれいに見える」など、冬ならではのメリットも。また冬グランピング・キャンプをしたことがある人の約6割が、夏よりも冬を勧めています。冬の寒さの中、アウトドアというのは寒さが心配になりますが、ホットカーペットやこたつで暖をとりながら楽しめる施設もあります」
冬グランピング・キャンプおすすめのスポット
冬にグランピングやキャンプを楽しむには、スポット選びがポイントになるようだ。そこでおすすめのスポットを大橋さんに3つ挙げてもらった。
1.星のや富士(山梨県・富士河口湖町)
「日本初のグランピングリゾートです。冬の特別企画として、森の中の屋外テラスにこたつが登場。大自然の中でホットカクテル片手にボードゲームを楽しんだり、映画を観たりしながらのんびり過ごせます。こたつ以外にも、屋外のテラスには、ホットカーペットやブランケットもある他、部屋にロングコートや長靴も用意されています。森の木立の間に浮かびながら星空観察を行う空中テントなどもあり、快適かつ優雅に冬のアウトドアを楽しむ体験を提供しています」
2.藤ノ煌(ふじのきらめき)(静岡県・御殿場市)
「2018年4月27日にオープンした新しい施設です。コテージ型のグランピングが楽しめるだけでなく、乗馬や釣りなどのアクティビティも豊富。クリスマスには限定ディナーも提供されるなど、冬の利用も人気です」
3.北軽井沢スウィートグラス(群馬県・長野原町)
「冬のテント泊の寒さに自信がない人も、北軽井沢スウィートグラスならコテージ8種類、キャビン16種類と豊富で全棟に薪ストーブが標準装備されています。ホットカーペットや氷点下15度まで対応する寝袋などのレンタルも。家族風呂もあり、ママからの支持も厚く家族で楽しめる施設です」