いまやすっかり、生活必需品となったスマートフォン。でも、スマホを使っていると、なんだか指が痛くなったり、指先がカサカサして指紋認証がしづらくなったりといった症状が起こることも……? こうした指の痛みを抱えたまま、スマホを使い続けるのは辛いものがある。
そもそも、なぜスマホの使いすぎによって指が痛くなったり指紋認証がやりにくくなったりするのだろうか? その原因と対処方法について解説していこう。
スマホを使っていると指が痛い! その原因は?
スマホの使用を続けていると、人によっては指に痛みを感じるようになる。「スマホ指」とも呼ばれるその痛みの原因は、「反復運動過多損傷(テキストサム損傷)」の可能性がある。同じ動きを繰り返すことで、腱や神経・筋肉などに負荷がかかり、損傷や炎症を引き起こすとされる症状だ。
以前は事務仕事でパソコンを良く使う人やピアニスト、ヴァイオリニスト、作家、スポーツ選手など、同じ動作を繰り返す人に起こりやすい症状だった。だが、スマホの普及にともない、職業に関係なく発症するようになった。
いまや、海外でも問題になっているこの病気。考えられる要因は、スマホによるSNSの更新、返信作業、メッセージのやりとり、そしてアプリゲームのやり過ぎなどだ。
スマホ使用中に指が滑らないときの対処方法
スマホを操作しているとき、指の滑りが悪いと感じるときはないだろうか? 指先が乾燥していると、どうにか指を滑らせようと力を入れ過ぎるケースもあるだろう。
こんなとき、指の滑りを良くすれば、スマホを扱う指の負担を軽減できる。でも、指先のケアをしたり、ウェットティッシュでスマホ画面を拭くのは面倒…そんな人におすすめしたいのが「指サック」だ。
スマホで使える指サックって?
一般的に「指サック」と言えば、銀行や小売店などでお札をめくりやすくするために用いられるすべり止めだ。だが、ここで紹介するのは、「スマホ用指サック」だ。これを使うことで、スマホ操作時に指を滑りやすくしたり、指の乾燥を防いだりといったメリットがある。
スマホ用指サックは自作できるのか?
このスマホ用の指サック、そう高いものではないが、こだわる人は「自分の指の形に合ったものを使いたい」と思うこともあるだろう。自作ははたしてできるのか、結論から言えば電流を通しやすい「導電糸」を使えば可能だ。
この導電糸を買ってきて、スマホが当たる部分に縫い付ければ、普通の手袋もスマホ対応にできる。ただ、手芸の心得がないと、かなりハードルが高い。自信がない人は、素直に売っているものを購入しよう。
スマホ用指サックを使えば音ゲーがスムーズにできる!?
スマホ用の指サックを使うと、フリック入力が格段にやりやすくなる。その手の操作を要求される、音ゲーに熱中してる人はとくにおすすめだ。
スマホ用の指サックはヨドバシがお求めやすい!
では、スマホ用の指サックはどこで売っているのだろうか? 定番の1つが、家電量販店のヨドバシカメラ。手袋ではない指サックタイプもしっかり置いてあるうえに、通販でも送料が無料! 全国のどこに住んでいても、確実に手に入れられるのでおすすめだ。