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10分の充電で2時間再生!GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-7000」の実力検証

2018.12.26

12月21日(金)、ソフトバンクコマース&サービス株式会社から、新作Bluetoothイヤホン「GLIDiC Sound Air TW-7000」が発売された。

同製品は、カスタムイヤホンメーカー「カナルワークス」監修の独自イヤホン形状を採用。音質だけではなく、装着感の良さにもこだわっている。また、急速充電や外音取り込み機能など、Bluetoothイヤホンの欠点を補う機能が満載だ。

本記事では同製品の特徴を、筆者が実際に「GLIDiC Sound Air TW-7000」を使用したレビューを交えながら紹介する。Bluetoothイヤホンデビュー・買い替えを検討している方はもちろん、クリスマスプレゼント選びに悩んでいる方に参考にしてほしい。

急速充電「Fast Charge」機能

充電の煩わしさがネックとなり、Bluetoothイヤホンの利用を躊躇している方もいるだろう。GLIDiC Sound Air TW-7000の最大の特徴は、その充電の早さにある。

同製品は、10分の充電でおよそ2時間の再生ができる「Fast Charge」機能を搭載。およそ1時間充電すれば、最大9時間(充電ケース併用で25時間)の再生が可能だ。Bluetoothイヤホンにありがちな「充電切れで使用できない」という事態が起こりにくい。

「1日中Bluetoothイヤホンをつけっぱなし」という方は少ないかもしれないが、例えば中〜長距離の移動を要する出張・旅行時でも、充電なしで目的地まで音楽を楽しむことができるだろう。

【実際に使用してみて(充電)】

何を隠そう筆者も「Bluetoothイヤホンは充電が面倒」という点から、使用を敬遠していた一人である。ところが同製品を実際に使用してみると、充電ストレスはほとんどない。

GLIDiC Sound Air TW-7000は、ケースに格納することで充電が自動で開始される。もし、前日に充電を忘れたとしても、翌日出かける準備をしている間にケースに入れておけば、移動時間内は十分に使用できるだろう。

ただし、これはイヤホンを格納するケースのバッテリーがあることが前提だ。ケースのバッテリー残量がない状態だと、充電をすることはできない。

ケースのバッテリー残量は、3段階のLEDで確認できる。

<良い点>

・急速充電「Fast Charge」で充電ストレスがない
・最大9時間の長時間再生が可能(旅行や出張時など長距離の移動にも最適)※充電ケース併用で25時間
・充電が簡単(ケースにしまうだけ)

<注意点>

・「ケースに入れる」以外には充電方法はない
・ケースの充電が必要(2時間程度)

Multi-communication Mode(外音取り込み機能)

完全ワイヤレス型のイヤホンは着脱の回数が多いと、落としたり、失くしたりするリスクも増える。駅のホームや側溝などに落としては、一巻の終わりだ。

GLIDiC Sound Air TW-7000は、着脱の機会が少なくて済む点も評価できる。

同製品には「Multi-communication Mode(外音取り込み機能)」が備わっており、装着しながら(音楽等を流しながら)の会話や電車のアナウンスの聞き取りが可能。外音取り込みにより、ランニングや歩行時などにも、周囲の状況を把握しやすくなる。コンビニでのちょっとした買い物や、知人に挨拶をするシーンでも活躍するだろう。

【実際に使用してみて(外音取り込み)】

筆者はこの外音取り込み機能に、大きな期待を持っていた。普段は人に驚かれるくらいの爆音で音楽を聴くため、外の音はまず聞こえない。(周囲の方へのマナーには配慮しているつもりだ)電車内のアナウンスを聞くためには、イヤホンを外すか、iPhoneで音量を小さくしている。

外音を取り込むためには、左側のイヤホンのスイッチを一度押しモードを切り替える。操作はとても簡単だ。外音を取り込むと、少しだけ音が遠くから聞こえるような感覚になる。

しかし、「筆者の普段の音量では」あまり外音が聞き取りやすくなったという実感はなかった。

その後、「音楽の音量が大きい場合など、外音が聞こえないことがあります」との注意書きがあることに気づき、音量を小さくして試すと、なるほどたしかに聞こえやすい。(コンビニでの買い物もできた)

普段、音量を控えめにして音楽を聴いている方には、この機能の効果は大きいだろう。(反対に普段音楽を聴く音量が大きい方には、同機能のありがたみは薄いかもしれない)

また、外音取り込みモードでは「風の音」が気になった。特に風が強い日や場所・ランニング時には、外音を取り込むことと引き換えに、風の音が入る点は覚えておこう。

<良い点>

・(大きくない音量であれば)周囲の音が聞き取りやすくなる
・スイッチ一つでモードの切り替えが可能
・着脱の回数が減る

<注意点>

・外音が入ると音がやや遠く感じる(ほとんど気にならない方も多いはず)
・ランニング時などには風の音が気になる

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