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もともと薬だった!?体調不良の時、お茶に頼るといい理由

2018.12.17

■茂木雅世のお茶でchill out!

まだ風邪薬を飲むタイミングではないけれど

「喉が痛い気がする…風邪ひいたかもしれない…」という時や混雑した電車内やオフィス内で咳をしている人がいる時など、風邪をひくのだけは絶っっ対に避けたいと心から願う時…ありますよね。

そんな時、うがいをしたり、のど飴をなめたり、マスクをしたり、色々な予防方法があるかと思いますが、そういう時こそかなり役立つ飲み物が、あなたのそばにあることを私は声を大にして言いたい(笑)

薬を飲む前にお茶を飲めと教えられた

その飲み物こそ…「緑茶」です!!

約5000年前の中国の神話の中に、「神農帝」という人の話が書かれています。

一説によると、この神農帝こそが、世界で一番最初に茶を口にした人とも言われていますが、彼は様々な野草を試食し、食べられるかどうかを確かめていた人だったそう。

しかし、中には毒のある植物もあるわけで…そんな時に解毒として用いていたのが他ならぬ「茶」だったというのです。

お茶が健康に良いと言われるのは今ではもはや当たり前となりましたが、「もともとお茶は薬だった」と考えると、現代でもお茶が「役立ちそう」ということがわかるのではないでしょうか。

身体が弱かった私はこんな風にお茶を飲んでいました

私は小さい頃、あまりからだが強い方ではなかったので、喉が痛くなって風邪をひきそうになったり、頭が痛くなったりすることが頻繁にありました。

そんな時、必ず母から「まずお茶を飲んでみたら?」と言われたものです。

冬の朝は必ずアツアツのお茶を飲んでから、学校へ行きました。

水筒にもあったかいお茶をいれて、持ち歩き、喉が痛くなりそうだったり、人混みにいる際にはこまめに飲んだり、時にはお茶でうがいをしたり…。

その際に飲むお茶はペットボトルのものではなく、成分がしっかり摂れるよう急須で淹れたお茶を必ず淹れていました。

更に、淹れ方にもちょっとした工夫を…。

新茶など良いお茶を淹れる際には熱々のお湯ではなく、少し冷ましたものを使っておいしく淹れるのが鉄則ですが、私が風邪予防のために飲んでいたお茶はわざと熱々のお湯で淹れたもの。更に少し長め(1分ちょっと)において、お茶の成分をなるべく多く抽出させて飲んでいました。

でもここでちょっと注意点。体調があまり良くなくて、胃がむかむかする~なんていう時には、朝、苦いお茶を飲むともたれてしまうことも多いので、ほうじ茶などカフェインの少ないお茶をセレクトするのをおすすめします。

全てが良くなるというわけではもちろんないのですが、喉や頭の痛みや違和感がお茶によって消えることも多々あったので、薬を飲む前にまずはお茶を飲んでみるというのは今でも私の習慣になっています。

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