驚異のカカト洗浄法に聖地“しきじ”降臨!!
入場料金は通常料金で335000ドン! ってなんかすごい桁いってますが日本円にすると、約1700円。
物価の安いベトナムにしてはけっこう高級な施設なのかもしれない。
ただし、曜日や時間によって色々な割引がありまして、え〜ちゃんと今、HPで調べました。2018年12月初旬の時点で、月曜から金曜の朝8時から9時半までの入場ならば、200000ドン。約1000円ですね。同じく9時半から昼の12時までは265000ドンだから約1300円ちょい。そして夜は曜日に限らず18時〜20時が265000ドンで、20時から23時までが150000ドンですから約750円!
これで朝8時から夜の12時(入場は23時まで)までの営業時間中、ズ〜ッと居続けられる。あ、サウナは23時にストーブ消しちゃうみたいなんで、そこら気をつけてください。
情報は以上で大丈夫ですね。さぁ〜入ります。あ、オレは8時半に入ったんで約1000円のお支払い!
この『GLS』、なんと4階建てでして、1階はほぼ日本のサウナ!! ロッカー室があって食堂があって、そしてサウナのある浴室が男女別々である。タオルも、なんと三枚もくれるし、館内着もあるすから。
感服しつつ浴室に入ろうとすると、その入口で更なる感服! ここも日本の街サウナとまったく同じで、歯ブラシにヒゲソリ、そして体洗うナイロンタオルが使い放題で置いてあるんですよ!
まさかヒゲソリはないだろうと持参して損したよ。ただ軽石はないわ〜、そこは日本の方が進んでるな〜と思って浴室入ってオレは驚愕した!!
もちろん浴室に軽石があったなんて話じゃないよ。浴槽の淵に腰掛けてる客がいたんだけど、その客が、ものすごい勢いで足のカカトを床にこすりつけている。そうなの、浴室の床が滑りにくいように、ちょっとザラッとした石版みたいなヤツなんだけど、その床を軽石代わりにしてカカトを擦りつけてるんですよ!
日本みたいに軽石を動かすのではなくではなく、足を動かすという逆転の発想!
これがベトナムスタイルというヤツなのか? それともこのオヤジさんのオリジナルスタイル、まさしくオヤジナリティーというヤツなのか? ベトナム語できないから、そのオジサンに確認できなかったけどさ。このシステムを行えば軽石いらないわ!
いや〜勉強になった!!
しかしまだサウナに入ってなかったね。ということでサウナ室だ! 最初に書いたように“イイとこ見つけた”って書いたんだから、これがシッカリしてました!
サウナ室に入った瞬間「おっ、なかなかくるね!」って思ったもん。湿度もしっかり高くて、温度計があったんで見たらば85度! 日本でも主流になりつつある人気の中温高湿タイプで、広さは6畳くらいで天井も低めという、文句無しの環境。
おまけにサウナ室内に甘いイイ香りがただよってる。日本でもハーブ系の香りのするサウナはあるけれど、それとも違う南国らしいフルーツ系のバナナっぽいような香り! なんかベトナムでサウナ入ってるな〜って気がするんだよ、これが。
そして、もしかして“ないかも…”と思っていた水風呂がちゃんとあった! それもだよ、水風呂の温度は、ありがたいとしかいいようのない16・5度! 深さも身長170のオレの股間よりちょっと上くらいというかなりの深さ!
もうこのサウナ室と水風呂の段階で満足したよオレ。さらに水風呂に入ったまま浴びられる打たせ湯みたいな水シャワーがあってね、この水シャワーの水圧がとんでもない!!
丸いシャワーヘッドに、ブッとい5ツのノズルがあって、そこからジェット水流みたいに下に水が放射される! 消防車の放水のように飛び出してくる! いやぁ〜ケルヒャーの高圧洗浄ノズルかと思ったよ。
記憶頼りで、その時のノズルのイラスト書いておきます。
で、またその音が『ズドドドドドドドドドド』と強烈なこと! 『サウナしきじ』の滝を思い出したもん、オレ。