紙の名刺とオンライン名刺はどう使う?
とはいえ、年配者などは紙の名刺のほうが、味があっていいと思うかもしれない。しかし紙の名刺がいいと思っていても、将来的にはおそらくデジタル化の波からは逃れられないだろう。そこでオンライン名刺との賢い付き合い方を、紙の名刺との共存も踏まえて福田氏にアドバイスをもらった。
「アナログであれ、デジタルであれ、名刺交換で実現したいのは、人と人との強いつながりをつくることです。それぞれの良さを生かして、名刺交換の場面により使い分けると良いのではないでしょうか。
紙の名刺の場合、出会いの演出をするのには最適です。初対面で相手に印象づけるためのいろいろなアイデアを盛り込むことができるからです。またオンライン名刺の場合、名刺交換後のフォローがしやすいため、手間なくスピーディーにアプローチができます。また、名刺交換後、時間が長く空いたとしても、検索することで人物特定ができますし、役職など変わった場合のアップデートもしやすいです。
上手に使い分けることで、目の前のお客様に気持ちよく『あなたから買いたい』『あなたと仕事がしたい』を引き出せるようにしていきたいものですね」
紙の名刺とオンライン名刺、それぞれのメリットとデメリットを理解しつつ、それぞれの良さを “いいとこどり”で活用するのが、今のところ賢いといえそうだ。
【取材協力】
名刺の専門家 福田剛大氏
話ベタな営業マンを中心に「その場で仕事が取れる名刺術」をテーマにした講演・セミナ
ー・執筆活動を展開。名刺のスペシャリストとして「マツコの知らない世界」などマスコミ取材多数。「名刺 福田」で検索。
http://shunkan-dentatsu.com
取材・文/石原亜香利