iPhone 8の64 GBで容量は足りるのか?
いざ64 GBモデルを購入するにあたり、やはり不安なのが「64 GBで容量は足りるの?」という点だろう。
ストレージ容量をとにかく多く消費するのは動画で、とくに映画などの高画質・長時間のコンテンツをいくつも端末内に保存すると、あっという間に容量がいっぱいになってしまう。動画に次いで音楽や写真もストレージ容量を多く消費するので、大量に保存する場合は注意が必要だ。
しかし、最近はストリーミング配信やオンラインストレージといったサービスも充実してきている。
ストリーミング配信とは、動画や音楽などのコンテンツを端末内に保存せず、ダウンロードしながら再生することだ。HuluやNetflixといった動画配信サービス、Apple MusicやSpotifyといった音楽配信サービスがこれに当たる。
オンラインストレージとは、さまざまなファイルを端末内に保存せず、クラウドのストレージに保存できるサービスだ。DropboxやGoogle ドライブといったサービスがこれに当たる。
こういったサービスを利用すれば、ストレージを多く消費する動画や音楽コンテンツを端末内に保存する必要がなくなる。64 GBモデルでも、十分の容量が足りるだろう。
ただし、ストリーミング配信やオンラインストレージといったサービスは、利用するたびにデータを受信する必要がある。モバイル通信だと、その都度パケット使用料が必要となる点には注意しておきたい。
iPhone 8買うなら結局どっち? 64 GB? 256 GB?
64 GBにするか、256 GBにするか。最終的にこれを決めるのは、やはり自分自身の決断だ。
これまでに解説してきたとおり、現在の使い方とストレージ容量に加え、新しく買い替えてから、どのような目的で使うかも関係してくる。とくに、音楽や動画の楽しみ方は、必要となるストレージ容量に大きく影響するだろう。これからiPhone8への買い替えを検討している人は、この記事を参考に自分のスタイルに合ったストレージ容量のモデルを選んでほしい。
取材・文/ねこリセット