できたものをお皿に盛って完成です!
【5:00経過】
いかがでしょうか。外はパリッと、中はしっとり甘~いスイーツの完成です! 焼いてる途中にはほんのりと甘いバナナの香りが立ち込めてくるのですが、ここでもう食欲がソソられっぱなしになっちゃいました! ただ、このバナナチーズパイは、クリームチーズの濃厚さやシュウマイの皮の酒のアテ感が口に広がるので、必ずしもスイーツ感覚だけでなく、やっぱりおつまみとしての魅力が溢れているのが面白いところ。赤ワインやウイスキーのアテに最高だと思いますよ! ぜひ、チャレンジして頂ければと思います。それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~パイの歴史~
パイの歴史はかなり古い。初めてパイが作られたのは、古代ギリシャ、ローマ時代(紀元前何千年も前の事)で、肉や果物を小麦粉と油を混ぜた物に包んで焼き、直火で焼くのではなくじっくりと旨味を漏らさず焼こうと試みた調理法からパイの歴史が始まる。故に、この時代のパイは食べられるものではなく食材をコーティングする役目だけであったので、焼けてからは食べられることはなかったのだとか。それが16世紀頃になると、オーブンの発達と共にパイも美味しく焼き上げられるようになり、食用として世間に広まったと言われている。かなり大昔にも、食事を美味しくしようと人々は試行錯誤したのだなと考えさせられる歴史である。
文/ムッシュ・フジタ