カメラで便利&遊べる機能にも注目!
スマホのカメラは、写真をきれいに撮るためだけでなく、モノを認識するセンサーとしても活用され、コミュニケーションを豊かにしたり、便利ツールとして利用されたりしています。
iPhone X以降では、自分の実際の表情に合わせて動くキャラクター「アニ文字」をiMessageやFaceTimeで利用できます。
iPhoneのアニ文字。自分の顔の動きに合わせてキャラクターの表情も動きます。
また、iOS 12では「計測」アプリが追加され、カメラを利用して実際のモノの長さを測ることができます。
「計測」アプリでiPhone Xの長さを測ってみました。正確です。
一方、Pixelの「Playground」では、現実空間にキャラクターを登場させることができます。ただ合成できるだけでなく、被写体の表情によってキャラクターの動きが変わるのが楽しいポイント。
Pixelの「Playground」。笑うとキャラクターがポーズをとってくれます。
(写真12)
また、Pixelでは「Google レンズ」も使えます。モノをカメラで写すと、それに似た製品がピックアップされ、ECサイトやニュースサイトを表示させることができます。
Xperia XZ3では、おなじみの「3Dクリエーター」が使えます。人の顔やモノを、フロントカメラを使って撮影し、3Dアバターを作ることができます。アバターと一緒に写真を撮ったり、SNSにシェアしたりできます。
Pixelの「夜景モード」がすごい!
今回は食べ物と夜景をチェックしましたが、Pixelの「夜景モード」には感心させられました。オートとはまったく違った絵画のような夜景写真が撮れます。これからクリスマスシーズンを迎え、ツリーやイルミネーションなど夜景を撮る機会が増えると思いますが、シングルカメラのスマホでも、十分満足できる夜景が撮れそうです。
取材・文/房野麻子