iPhoneのアプリが終了できない場合はどうする?
この「アプリが終了できない場合」というのは、アプリがハングアップしてiPhoneが操作を受け付けなくなった状態だ。こうなったら、iPhoneを再起動するしかない。
iPhone 8以前の機種なら、上部のボタン(またはサイドボタン)を長押し。iPhone X以降の機種なら、サイドボタンと音量を上げるボタン(または音量を下げるボタン)を同時に長押しすると、電源を切れる状態になる。この状態で表示されたスライダをドラッグし、完全に電源が切れたら、上部のボタン(サイドボタン)を長押しして電源を入れる。
iPhoneの状態によっては、電源を切る操作も受け付けなくなっていることもある。こういった場合は、「強制リセット」と呼ばれる方法を試してみよう。この強制的な再起動の方法は、機種ごとに操作方法が若干異なる。
【iPhone 8以降の場合】
音量を上げるボタンを押して、すぐに放す。次に、音量を下げるボタンを押してすぐに放し、サイドボタンを長押しする。
【iPhone 7またはiPhone 7 Plusの場合】
サイドボタンと音量を下げるボタンを、同時に10秒以上長押しする。
【iPhone 6s以前の場合】
ホームボタンと上部のボタン (またはサイドボタン) を、同時に10秒以上長押しする。
iPhoneのアプリが強制終了してしまった!
iPhoneでアプリを使っていると、強制的に終了することがある。突然のことなので驚いてしまうが、再度アプリを起動すれば、とくに問題なく使える場合がほとんどだ。
iPhoneアプリが強制終了する原因は?
アプリが強制終了するのは、ざっくり言うとバグが根本的な原因だ。その原因は、強制終了したアプリにあるのがほとんどだが、OSや同時に使用している別のアプリにある場合もある。いずれにしても、バグを修正はアップデートを待つしかない。アプリが使い物にならないといった深刻な状況なら、開発元に問い合わせよう。
Appleの公式文書にも書かれているように、メモリやバッテリーの節約という意味では、アプリをまめに終了させる意味はほとんどない。むしろ、アプリを使いやすくするための整理や、調子が悪いときに再起動するために、いったん終了させるといいだろう。
アプリやOSが定期的にアップデートされる以上、ハングアップや強制終了といった問題は、どうしてもつきまとう。OS自体の再起動方法なども覚え、上手くiPhoneと付き合っていこう。
取材・文/ねこリセット