「人脈男子」(盛り属)
芸能界や実業界の著名人など、ネームバリューのある人たちとの人脈作りに夢中なのが「人脈男子」。昔からいたタイプだが、SNSという人脈を自慢できるツールが普及したおかげで、目下急増中だという。
田中さんは、彼らの生態を「とにかく有名人と見るや、一緒に写真を撮ってFacebookやインスタグラムにアップ。結婚式に参列しても、まずは席次表をチェック。名の知れた人がいようものなら、新郎新婦そっちのけで写真撮影にダッシュです」と説明。
人脈男子の人脈は、本当の意味での「人脈」とは違う、広く浅い顔見知りどまり。なので、「〇〇さんのパーティがあるんだけど、一緒に行かない?」というかたちでデートに誘われて、いってみたら当の人脈男子と2人きりだったという事態もありがち。
田中さんは、こんな人脈男子の「取り扱い」方法には、次のようなコツがあると言う。
「とにかく“人脈”こそが彼らの最大の武器なので、「人脈の広さは人望の厚さですね」と褒めましょう。自分も人脈を広げたいときには、一緒にパーティなどへ同行すると実際に色んな人に出会えたり、有力者を紹介してくれたりもするので、無下にはできない存在です」
「スタバ男子」(かわいい属)
特段コーヒーが好きというわけでもないのに、足しげくスタバ(スターバックス)に通うのが「スタバ男子」。
タリーズやドトールではなく、あくまでもスタバ命なのは、「スタバの持つオシャレで都会的なイメージを利用して、自分イメージをお洒落に格上げしようという狙い」だと、田中さんはみる。
これにMacのノートブックが加わると筋金入り。「10日に1回は“スタバとMac”の写真」がSNSにアップされていれば、正真正銘のスタバ男子と認定してよさそうだ。
こんなスタバ男子とデートすると、否応なくデートコースにスタバが組み込まれ、行きつけの店のスタッフと親しげにトークする姿を見せつけられる。彼氏にする・しないは別として、無難に対応する方法はあるだろうか。
「何かとスタバ情報には詳しく、パッ見お洒落に見えるので、仲良くしておいて損はありません。急にコーヒーが飲みたくなった時に「ここから一番近いスタバ、どこか知ってる?」と聞けば、すぐさま教えてくれたりも!」