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最近周りで増えている「こじらせ男子」ってどんな人?

2018.11.29

男性の未婚率上昇に伴って、増えているように感じる「ちょっと面倒くさい男子」。

「驚くほど細かい性格」とか「男なのに女子力が高すぎ」など、昔はあまり見なかったタイプの男性が、いまやありふれた存在に。あなたの身近にも1人や2人、思い当たる人がいるかもしれない。

そんな性格の持ち主で、35歳を過ぎても未婚の男性は「何かしらこじらせている」可能性が高いと指摘するのは、一般社団法人日本合コン協会の会長を務める田中絵音さんだ。

田中さんは、著書の『こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)』(双葉社)の中で、そうした「何かしらこじらせた男性」=「こじらせ男子」を類型化し、その特徴と対策を詳細にまとめている。

田中さんによれば、こじらせ男子は、「節約属」、「こだわり属」、「盛り属」、「かわいい属」、「チャラ男属」の5属に大別され、さらに28タイプに細分化されるという。例えば、節約属には、「コスパ男子」、「省エネ男子」、「スマホ男子」、「副業男子」の4タイプがいるという具合だ。盛り属の「人脈男子」や「上から男子」のように、バブル絶頂期にも存在したような男子も健在だが、SNSといった最近のトレンドにはまって、そのままこじらせていった新手のこじらせ男子が多い印象。

今回はそうしたこじらせ男子の中から、職場に1人は確実にいそうな各属5タイプを紹介しよう。

「コスパ男子」(節約属)

行動原理の一事が万事、コストパフォーマンスがよいか悪いかに集約されるのが「コスパ男子」。

当然のごとく、彼らはお金と時間の使い道がシビア。行列のできる店は、並ぶ時間に対し得られる満足感が低いと思えば並ばない。飲み会に誘われても、参加者の顔ぶれからメリットを感じなければパス。

それ以上にコスパが悪いと考えるのが、恋愛。「デートにかける労力、時間、費用に見合った価値が、はたしてこの女の子にあるのだろうか」という思念が先立つのが、コスパ男子。なかなか恋人ができないのもうなずける。

コスパ男子の特徴(本書より|(c)カツヤマケイコ)

もし、コスパ男子と知り合ったら、どう対応すべきか? 田中さんはこうアドバイスする。

「女性がデートに誘いたいなら、行く価値のありそうな場所を提案して、興味を惹きましょう。博物館や図書館など、何か学びのありそうな場所やセミナー系もおすすめです。

また、職場にコスパ男子がいた場合には、とにかく動きにムダがないことを讃えて理解者であることを伝えましょう。くれぐれも、コスパ男子の行動を否定しないように! 邪魔者だと思われて一気に遠ざけられてしまいます」

「アドラー男子」(こだわり属)

ベストセラー『嫌われる勇気』で一躍知られるようになった、オーストリアの心理学者アルフレッド・アドラー。田中さんによれば、アドラーの言説に心酔するあまり「どんな話題でも、アドラーの言葉や著書の一文を持ち出し」てくる男子が増殖中だとか。

このアドラー男子とデートしようものなら、「アドラーの考え方では……」を枕詞に、アドラーの思想をドヤ顔で語られまくること必至。さらには、アドラー関連の本を読むことを強要されることも。

もっとも、読んでみたら「イイこと言ってると思ってたのに、元ネタ全部、アドラーじゃん!」とわかって、がっかりする可能性大。

アドラー男子の特徴(本書より|(c)カツヤマケイコ)

近縁種として「ドラッカー男子」や「ホリエモン男子」などあり、絶対数は多くて遭遇率は高い。もし、こうした男子を相手にしなければならないときは、どう切り返すべきか。田中さんは、こう指南する。

「基本的に、意識高い系の男子に多いので、まずは彼らが気持ち良くアドラーの格言を披露している場面を盛り上げることが大事です。目をキラキラさせながら、うんうんと頷いて「もっと教えて」と深掘りすれば、喜んで演説してくれます。「でもそれって、本に書いてあることでしょ?」なんて言ったら、プライドが傷ついてしまうので否定は絶対NGです!」

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