セキュリティ対策に有効なGmailの2段階認証とは?
2004年4月1日から提供を開始しているGoogleのフリーメールサービスである「Gmail」。
お手軽カンタンに、Webメールとして使えるだけでなく、POP3・SMTP、IMAPに対応しており、メールアプリでも送受信できて、自動転送も可能です。2012年6月時点での利用者数は4億2500万人で、世界最大のメールサービスです。
Gmailは無料で使える「フリーメール」でありながら、15GBの容量を誇り、筆者もサービス開始から利用していますが、当時から現在までのメールがみんな保存されていて、まだ余裕があるくらいです。おまけにメールのウィルスチェックもしてくれて、至れり尽くせりです。
インターネットの世界は、常にパスワードを狙われています!
そんな、利用者には、もうなくてはならないGmailですが、ある日突然、パスワードが盗まれてしまうケースが、よくあります。
例えば、無防備な公共Wi-Fiに接続してGmailを利用したり、ほかのWebサイトと同じパスワードを利用していたり、アヤシイWebサイトのリンクをうっかりクリックしてしまったり……。以外とカンタンに、メールのパスワードは盗まれてしまいます。
パスワードを盗まれると、とてもタイヘンです。
まず、自分がアクセスできなくなるだけでなく、メール、連絡先、写真など、すべて見られてしまい、勝手に削除されてしまう場合もあります。自分を語って、ヘンなメールを友人や不特定多数に送信されてしまい、信用をなくしてしまいます。勝手に銀行からお金を下ろされたり、勝手に買い物されたりしたり、パスワードを変えられたりしたらもうアウトです。
実は、Gmail(Googleアカウント)には、IDとパスワードの他に、もう一段階、セキュリティチェックを増やせる「2 段階認証プロセス」機能が内蔵されています。Googleのサービス標準機能ですので、誰もがお手軽に利用可能です。若干の初期設定が必要ですが、セキュリティ対策はバッチリです!